コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

やはりCIAの裏工作が

 オバマ大統領が、CIAがリビアへの秘密工作を承認しており、やはり民衆蜂起は表向きで、実は裏からそそのかされた反乱である可能性が高い。そうでなければ出来過ぎである。
 リビアに限らず、周辺の他の国々でも同様だろう。ただ、この報道はロイターに複数の政府関係者が明かしたというのだから、意図した内部漏洩いわゆるリークだろう。
 こういうのは、泥沼の事態になって収束を模索しはじめたときに起る。ベトナム戦争で、東京(トンキン)湾事件の国防省内部資料の暴露も、撤退の理由を作るためだったと言われている。そうでないと、とても漏れるような内容ではないし、漏れたタイミングがちょうど良過ぎた。
 また、リビアの反乱にアルカイダやハマスといわれる急進派がいるかも知れないと米軍内から言い出されているのも、同じ意図だと考えられる。
 ただ、情勢の先行きが不明だし、米と英仏とで思惑が違うので、どの選択肢もとれるようにという伏線を張っている段階だろう。
 とくに英国としては、88年のパンナム機墜落事件にこだわりがある。この事件で、乗っていた人と墜落地スコットランドで死者が何百人も出たのは、過激派が爆弾を仕掛けたためで、資金はリビアからもらっていた。反米活動をしているなら援助しろとカダフィが言ったので、当事諜報部にいた外相は、過激派に資金を渡してしまった。
 しかし無関係の人が巻き添えで大勢犠牲になったのは遺憾であると、カダフィ大佐は英国のブレア首相と会って謝罪したうえ、被害者と遺族には補償をしたけれど、事件の真相はあやふやな部分があって、ここに英国は不満であった。BBCなど、執拗に文句を言い続けてきた。
 それを明らかにすると、側近が英国で裁判にかけられてしまうのでリビア側は匿っている可能性があった。しかし、今回は取引して渡した。つまりリビア外相は逃げたように装われているが、実は売られたのではないか。
 だから外相に免責は無いと英国側は言う。免責なしと言ってしまったら、他の亡命を誘発させて政権を崩壊させるとができなくなるのに。
 報道の行間を読むと、そんな解釈ができる。


 人気ブログランキングへ1日1クリック投票を願います

 
国際総合 - エキサイトニュース
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2011-04-01 05:39 | 国際 | Comments(0)