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by ruhiginoue

戦術と戦略

 リビアの叛徒がNATOに加勢不充分と不満をぶちまけたそうだが、そもそも反乱が苦戦に至ったのは武器の豊富さに差があっただけでなく、反政府側に戦略と戦術が欠如していたからのようだ。
 その場の勢いで決起したものの逆襲され、軍事介入に助けられ反転攻勢に出たが、しかし反乱軍はまとまった行動がとれていない。
 これは寄せ集めの兵士ばかりだからとも言われるけど、そもそもどう行動して良いのか作戦が立てられておらず、相変わらず行き当たりばったりで戦闘をしているのが、苦戦の本当の原因らしい。
 政府軍側は、敵が遠征して来たら退き、敵のまとまりを細長く伸ばしてしまい、弱まった所で一気に叩き、反対に遠征に行ったら、肝要な所に集中攻撃をする。また、重要性が低い所は放置して、死守したい所に集中し、敵が同じようにしたら、手薄な地点を占領してしまう。
 これらは戦術レベルだが、戦略レベルとしては、互いに軍資金となる原油の輸出を、陥落させ獲得した地点から相手方にだけ供給を止めて兵糧攻めにし、これは同時に、反政府側を承認した国々への輸出の妨害となり、敵側の外交成果を無意味化させてしまう。
 これは戦争の上手さに差があるということだが、戦いは武力を伴わないものもあり、むしろそのほうが多く、どちらにしても、上手なほうが勝つ。反体制が上手で勝ったなら革命だし、下手なのに外国の力で勝てば傀儡となる。
 
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by ruhiginoue | 2011-04-06 16:45 | 国際 | Comments(0)