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by ruhiginoue

フランスの欺瞞

 原発大国フランスは、かつて中東戦争と資源ナショナリズムの影響による「オイルショック」とか「石油危機」と呼ばれる事態を受けて「アラブの石油より、自国の技術を信頼しよう」という空々しい奇麗事を言い散らして原発推進した。
 しかし、枯渇なら石油よりウランのほうが心配であったし、そのうえ事故や廃棄物による汚染の問題もある。そこでフランスは、少数民族の多い地区に原発を建設してきた。
 ところが、かつてのようにアラブやペルシャや北アフリカの石油に依存する必要はなくなった。新しい油田は次々発見され,枯渇はしていないが採取しきれていない油田から残りを取り出すことや、豊富にあるのは判っているが採取が不可能だった所も油田としたりということが、技術の進歩で可能になった。
 だから、産油国で騒乱が起きても構わないし、そのほうがむしろ生産過剰による値下がりを防止出来る。さらに、石油がそんなに余るなら、依存する必要がないのは原発のほうだということにもなるけど、それでは業界が困るので、当分は石油の生産が低下してほしい。
 ということで、リビア攻撃や周辺地域での内戦介入に、もっともフランスは熱心だ。
 つまりフランスとは、上品ぶったゴロツキ国家である。だから、八十年代にフランスは環境保護団体に公然と国としてテロを行ったことで、フランス製品のボイコット運動が起きている。
 フランス亭だけでなく、フランス製品もボイコットを続けよう。もっとも、今はフランス製品に良い物はほとんどないのだが。

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国際総合 - エキサイトニュース
by ruhiginoue | 2011-04-08 20:02 | 国際