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by ruhiginoue

リビアからも貰えたはずだったのに

 クウェートが日本に原油を500万バレル無料で供与してくれるそうだ。イラクから助けて石油を頂く名目で、アメリカに戦争の代金を払わされた日本に対して、むしろ当然の恩返しだろう。
 こういうことがあると、対抗してリビアも石油をくれたはずだった。カダフィ大佐は政治的パフォーマンスを大変に好むし、けっこう親日派でもあったから。しかし内乱により、それどころではない。
 そのリビアでは、反乱軍がカダフィに返り討ちとなりそうになり、欧米に泣きついて助けられた。しかも反政府勢力は、会議や外交が不慣れでうまくできていない。この不甲斐なさでは、国民から支持を得られず、せいぜい一部で分離独立して、ちょうどクウェートのように、欧米に石油を提供して存続させてもらう傀儡政権がやっとで、最初に題目としていた政治改革なんて無理だろう。
 そしてそれは、欧米の望む所だろう。実際に反政府勢力も、欧米に騙されて乗せられたのではないかと疑惑を持つようになったらしい。支援すると言いながら半端で、それだけでなくNATOお得意の「誤爆」によって対立する双方とも攻撃されている。キューバのカストロ元議長が予想した通りになるかもしれない。
 なのに、リビア攻撃を支持してしまった日本政府は、あいかわらずの追従というだけでなく、なにも戦略をもっていなかったということになる。

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Commented by ケーキイーター at 2011-04-19 22:47 x
日本はリビアに対しても、「いびり屋」になってしまいましたね。
Commented by ruhiginoue at 2011-04-20 21:54
 アメリカも積極的でなく、英仏に引きずられているのだけど、それなのに日本はアメリカに追従したつもりになっているのでしょう。
by ruhiginoue | 2011-04-19 21:50 | 国際 | Comments(2)