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by ruhiginoue

非常識を通り越した原発擁護の実態

 原発擁護してきた芸能人に風当たりが強くなっていて、謝罪した人もいるが、金欲しさにCMに出た芸能人のように、ただ顔を貸しただけの人より、それなりの見識を持つ立場から発言した人のほうが問題だ。
 その点で言うと、最悪は『ニュートン』誌の竹内均編集長である。テレビ原発安全CMに出て、放射線は安全だと言い、そこでは、地学が専門なのに地震の危険にはもちろん言及しない。
 また、吉村作治というタレント学者は、考古学が専門だから原発など素人であるのに、学者として原発擁護してきた。
 この吉村と親しくて、吉村が一番好きな小説家という曾野綾子も、無知による滑稽な原発擁護をし続けた。しかも、最近よく登場する『SAPIO』だけなら、まだ雑誌のカラーから商売だったとも言えるが、NHKで更にトンデモ発言をしていた。
 この人は、筒井康隆が小説『大いなる助走』で、からかって描いた「話題作りのために文学賞候補とされた聖心女子大のお嬢様」のモデルだった。そして小説は何も受賞できないまま老婆になってしまい、また権力すりより発言で知られるようになり、受賞できたのは産経新聞の「正論大賞」というのだから可笑しい。
 しかし、自称カトリック教徒だから、そのことと絡めて「体制の淑女」としての発言をしなければならない。そこでNHKに出演して主張した。
 「チェルノブイリ原発事故の犠牲者より、妊娠中絶のほうが数が多いうえ罪深い」
 もう、筒井康隆の小説ではなく、スチーブン=キングの小説である。いや、『キャリー』のママもぶっとぶ狂信的な発想だろう。次元の異なる対象を比較をする愚というような、論理の問題だけでは済まない。
 こんな、非常識を越えた原発擁護が、日本ではまかり通ってきた。だから今の事態は起きるべくして起きたのだ。

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Commented by デカ at 2011-04-28 19:48 x
10年ほど前になる。
首に手術の跡のある子供や、明らかに放射線障害による
発育異常の外国人の子供をよく見た。
親の表情の暗さ。
買い物に熱中する子供。
話していることばからロシア人なのである。
がんなのか?と聞けば、そうだと答えた。
日本に来れば治ると思ったという。
東京でもよくみるようになるのだろうか?
Commented by paradeisapfel at 2011-04-28 22:43
妊娠中絶には、少なくとも、母親の抱える理由と判断とがあります。
チェルノブイリは、母にも子にも何の理由もなく、ただただ降りかかってきた灰。
Commented by ruhiginoue at 2011-04-29 22:38
 白血病は首に顕れますね。
 次元が異なる比較のうえ狂信的な発想をする人を電力会社は利用し、NHKでまで出させていたのだから、こんな非常識でしか日本の原発は擁護できなかったということです。
Commented by en at 2011-05-01 10:02 x
国策だからNHKに出たのでは?
Commented by ruhiginoue at 2011-05-01 15:04
 NHKは国策放送ではないから受信料制度を取っているのに、使い道は内閣の承認を得るという、インチキ放送局です。
Commented by en at 2011-05-01 18:35 x
はっきり「国営放送」にしてしまったほうがわかりやすいと思うんですよね。
Commented by ruhiginoue at 2011-05-02 18:45
 日本国策放送でNKHにしたほうが良いかも。
Commented by en at 2011-05-02 23:29 x
いいかもー!
by ruhiginoue | 2011-04-28 00:17 | 社会 | Comments(8)