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by ruhiginoue

防衛医大の医者もいたなら

 福島第1、第2原発の非常勤産業医である愛媛大教授の谷川武医師が、厚生労働省で記者会見し、現地で診察したところ東電社員にストレスを抱える者が依然多いと報告し、心のケアが重要と話したそうだ。
 4月に続き2回目の今回は、防衛医大の精神科医師も一緒だったそうだから、東電社員だけが対象ではなく、また逃げ出す隊員が出ないようにとの配慮があったのだろう。
 以前、ある自衛官が言っていたが、防衛医大の精神科では、戦場神経症対策を研究しているのではないかと思っていたが、現実はそれよりも、職場の人間関係のストレスで胃腸を悪くしたりのほうが切実だったらしい。それを言ったら会社なども同じだろう。
 また、防衛医大の精神科には、中学の同級生で世話になっていた人がいて、いわゆる受験ノイローゼだった。進学をあきらめて就職したけれど、不始末で首になったりとトホホだったらしいが、その後は音信不通である。
 それはともかく、もともと日本では精神主義が幅を効かせていたから『パットン大戦車軍団』の「俺の部隊では戦場神経症は認めん」と言う感じが全体的で、だから医師の任務は治療よりサボらないよう監視することのようだった。
 ただ、イラクに行くことについて、仕事なら危険も覚悟でやるが、アメリカの尻ぬぐいに命かけるのが納得できないと言う自衛官の不満の話を聞いたことがあるけれど、それを言ったら福島の原発も同様だ。旧式になった原子炉を在庫処分で押し売りしたのだから、アフターケアもアメリカでやれと言いたいほどなのに、米軍は恩着せがましく「トモダチ作戦」とは厚かましいのではないか。
 もちろん、最初にアメリカ側から対策が提案され、あのとき提案のとおりにしていれば、ここまで深刻にはならなかったのに、東電が大丈夫と嘘を言い、政府は疑いもせず、後になって総理が怒ったというのだから、日本が悪いとも言いうるのだが。
 それでPTSDにされたら、現場で働く人たちもたまらないだろう。

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Commented at 2011-05-09 23:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by デカ at 2011-05-10 19:53 x
>職場の人間関係のストレスで胃腸を悪くしたりのほうが切実だったらしい。

舞鶴の海自の下士が「一番大変なのは艦内の人間関係です」と言っていたのを思い出す。
Commented by ruhiginoue at 2011-05-11 00:01
 どの職場も大変だけど、船に乗り閉鎖されると尚更みたいです。
by ruhiginoue | 2011-05-09 23:54 | 社会 | Comments(3)