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by ruhiginoue

リビア攻撃の本当の理由

 欧米に習って、日本も、リビアの国としての資産をカダフィ大佐個人の資産のように言って「凍結」する詐欺を働いた。
 NATOがリビアを攻撃しているのは、カダフィ大佐が金による共通通貨をアフリカ全土に流通させようとしたためではないか。そう指摘する報道があり、日本語字幕を付けて公開してくれた方がいたので、とても興味深く見ることができた。
 「飢えるアフリカ」は、ドル支配体制が原因で、だから加害者が慈善事業ぶって被害者に向けてチャリティーをする「USA FOR AFRICA」は偽善も良いところだと八十年代に言われたものだった。参加したマイケル=ジャクソンらは善意であったろうが。
 そして、石油の取引などがすべて金貨とされ、ドル支配から脱却すれば、アフリカにとって多大な利益となり、飢えや内戦や環境破壊への対策となる。これをカダフィ大佐は提唱し、アフリカ諸国は前向きであった。
 しかし、欧米にとっては打撃となる。「アフリカを救え」とは言うが、そうなっては困る欧米である。だから、リビアで内戦をそそのかし、これをカダフィが弾圧したという口実で軍事介入し、政権を崩壊させるか。カダフィを殺害する意図であろう。
 そもそも、利権にもならないのに、あそこまでやるはずはない。



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by ruhiginoue | 2011-06-03 16:37 | 国際