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by ruhiginoue

児童のとき刺されて救急車で病院に

 児童それも年齢一桁のとき、刺されて大量出血し、救急車で病院に搬送されたことがある。
 それは12月26日だった。小さいから行事など意識していなかったので、年末だったとの記憶は無かった。先日、ある動画投稿サイトに、その日に放送されていたのをハッキリ憶えている番組があるのを偶然に見かけて、おかげで放送日を調べることが出来たのだった。
 けがのほうは不幸中の幸いで、出血は多かったけれど輸血するほどではなく、止血しただけで傷は縫わなくても塞がり、点滴などしながら様子見で数日の入院で済んだ。
 では、誰に刺されたかというと、近所に住んでいる同級生だった。凶器となったのは、工作用のハサミで、小さいものだが先端の尖ったものだった。
 彼はいきなり、全身の力を一気に込めて刺したのだが、こんなことを度々していた。尖ったもので刺すだけでなく、ものを投げてぶつけたりもするのだが、それが普段はよく犬や猫に石をぶつけているけど、時には拾った空き缶を車道に置いておき、自動車に踏み潰させペチャンコにすると、それを円盤投げのようにして、人間にぶつける。これにより保育園児が頭を何針も縫合する重傷を負っている。他にも後から突き飛ばして転倒させ負傷させるなど、挙げていたらきりがない。
 また、しばしば動物を殺すこともしていた。自分で飼っている小動物だけでなく、他人の飼っている小動物を、投げて塀などにぶつけて殺すことを、何度もしていた。これは子どもが無邪気な残酷趣味で小さい生き物を殺すのとは明らかに違った。彼は何の前触れもなく突然、黒目が勢いよく回転して白目を剥き、口元には嘲るような薄ら笑いを浮かべ、刺したり投げたりするのだった。
 だから仲良く遊んでいた友達がいきなり危害を加えられるし、他人が可愛がっている生き物を突然ふんだくって投げたり、自分で飼っている動物を可愛がっているところで急に刺したり、そうやって殺傷する。
 その親のところへは、もちろん抗議が来るのだが、絶対に受け付けない。そんなことがあるわけないと頑なに言って否定したり、お宅の子が先にやったからだと根拠もなく言って、絶対に自分の子どもの非を認めない。
 だから、彼に近寄っては危ないと周囲の大人たちは言うようになった。
 ところが、中学に入った頃から、彼は急に大人しくなり、暴力を振るわなくなった。それどころか、普段から脱力したようになって、目がうつろになった。彼はもともと勉強の成績は、特に良くもなかったが、決して悪くもなかった。それが急に最低の部類になってしまった。
 これは成長の過程で何か変わったのかと、周囲で噂されていた。彼に暴力を振るわれた経験がある同級生は「鳴りを潜めた」と表現した。
 ところが、この話をたまたま薬店の薬剤師に話したら、それは絶対に薬物療法を始めたからだと断言した。そこで気になったので確認したくなり、機会があったので医師にも話してみたら、彼に兄弟姉妹が居ないかと訊くので、弟が居ると言うと、ではその弟に神経系の持病はないかと言う。それで思い出したが、彼の弟は小さい頃からよくてんかんの発作を起こしていた。
 やはり親が密かに薬漬けにした可能性があると、医師は言った。あの、抗議を突っぱねる親の態度は、差別と偏見を恐れてのことで、家系にある病気を隠しながら治療していたからではないか、と考えられた。
 こういうわけで、自分が被害者だったから、病気と差別と治療の問題について、どうしても関心をもってしまう。例のクレーン事故もそうだが、差別と偏見を恐れて家族が隠したことで、なにか起きたときに、かえって悲惨なことになってしまうのだ。

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Commented by Neutralizer at 2011-06-13 21:40 x
この問題はむしろ我々日本人にある同質化の習慣にあるのではないでしょうか、例えその事情を公表したとしても実際にそれを周囲がいじめなどで突付きまくるのですから隠したがるのも無理はありません。むしろ、我々の社会性を時間をかけてでも変えていく必要性があります。何故なら我々の社会性は内向きなのですから。
Commented by ruhiginoue at 2011-06-13 22:12
 ご指摘のようなことは、羽仁五郎が著作「都市の論理」で提唱していたのですが、実現する運動が中途で頓挫してしまいましたね。
Commented by ケーキイーター at 2011-06-14 18:27 x
今はその子どうなったのかな。もうすっかりオジサンだよね。ちなみに私自身の人生の中でそんな症状を表していた子に二回出会ったな。
Commented by ruhiginoue at 2011-06-14 21:49
 無事に生きていれば、社会人とかお父さんとかになっているはずです。
 地元の公立高校で最低といわれる所に入り、ステレオで大好きなヘヴィーメタル音楽を大音量で聴くので、近所でうるさいと言われていた、までは知ってますが、その後はわかりません。
 
Commented by miyoko at 2012-11-13 23:02 x
昔々は日本に限らず世界中で、このような危険な遺伝子を持つ人間が「村八分」にされたり、魔女狩りや悪魔封じの儀式の中で葬られてきたのでしょう。
現在は、誰かが殺されてそれが明るみに出るまで、周囲はひたすら我慢するしか無いわけですが…。
Commented by ruhiginoue at 2012-11-15 12:59
 「危険」でも、政治力や財力によって不問にされたり、逆にその「危険」な性格によって政治力や財力を持った人たちが権力を持ってきたのが現実でしょう。
 昔から横溝正史の小説などがネタにしてきました。
 現代は科学の進歩で昔よりは改善していますから、隠蔽のほうが危険ですので、昔からの偏見を排除しないといけません。
 
Commented by ケーキイーター at 2012-11-15 18:23 x
確かに「ビョーキ」って認知されれば、若干楽かな…と言うか…何と言うか…。三人目はそんな人。
Commented at 2012-11-15 18:42 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ruhiginoue at 2012-11-16 20:32
 原因は一つだけではないでしょうね。
Commented by ケーキイーター at 2012-11-17 16:13 x
「このお経を唱えていれば治りますよ」とか「ン十万円出しなさい。お祓いしてやるわい~」とか言ってる奴の方がよほど『危険』だ。
Commented by ruhiginoue at 2012-11-19 21:02
 そういう危ない宗教は自己資金だけでなく政治献金するためぼったくってきたけど、その支持を受けてきた自民が復活したら危ない。
 石原もそうだったし。
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by ruhiginoue | 2011-06-11 23:12 | 社会 | Comments(11)