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by ruhiginoue

「あんた方は火を使う。儂らも少しは使うが」

 「あんた方は火を使う。儂らも少しは使うが」というのは『風の谷のナウシカ』に出てくるセリフで、小国の老人が大国の若者に対して言うのだが、そのあと、「小さな火は暖めてくれるが、大きな火は壊してしまう」という趣旨の言葉が続く。
 その製作元、東京都小金井市のスタジオジブリの屋上に、「スタジオジブリは原発ぬきの電気で映画をつくりたいと書かれた横断幕が掲げられて話題だ。宮崎駿監督の考案だそうだ。
 テレビを液晶に変えたから少し節電になるのも結構だが、屋外で上映会をして皆で涼みながら楽しんだりを、かつてのようにやってもいいのではないか。それでどの程度の省エネができるかより、そうした雰囲気の社会である意義が大きい。
 ところで、かつて「原爆の図」などで知られる丸木美術館に行ったら、反核を訴えているところで原発の電力は使えないと、自家発電機を使っていた。もとは、抗議の意思表示で電力会社が宣伝している比率の原発分の料金を支払わなかったため、滞納扱いで送電停止されたのだった。
 それとジブリは異なるようで、「攻撃的な意味はありません」と談話している。穏やかな意思表示だろう。『ナウシカ』以前の『未来少年コナン』では、無公害無尽蔵の太陽エネルギー衛星も封印してしまう。生活に必要な分を越えて、巨大兵器を動かせるようにしてしまうからだ。「小さな火は暖めてくれるが、大きな火は壊してしまう」ということだ。

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 余談ですが、拙書『宮崎駿・・・』が、手元に十冊ほどあるので、『防衛医大の場合は』『華麗なる美容外科の恐怖』のどちらかを直接当方へ注文下さった方には、オマケとして付けてお送りします。
f0133526_583849.jpg 改竄問題などで絶交した出版社のものですが、この本はそうした問題はありません。ただ、プロのカバーデザイナーとコピーライターを起用すると経費が大変というので、それは肩代わりするからと約束していたのに、出来たものを見たら反映されていないので、預けておいた経費はどうしたのか、ということが決定的となりました。裁判に訴えたけど、出版社の懐がカラに近い状態でした。
 『宮崎駿』だけ読みたければ、中古が安く売ってますし、図書館にもあります。もちろん、これだけ着後の払いということでもお送りしますが。
 注文や問い合わせはメールをこちらへ下さい。ruhiginoue@excite.co.jp


 
 
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Commented by 世喪末 at 2011-06-18 13:33 x
目黒の図書館にあったので借ります。金欠にてご容赦を。
Commented by ケーキイーター at 2011-06-18 18:11 x
確かにアニメーション映画作るのに電気は必要だし、それを上映するのにも電気は必要。そして、そうやってパソコンに向かっているお師匠さんも程々だけど電気使っているのよね。
本を作るのにも電気はいるけど、読むのにそんなにはかからない。今はル・グインさんの小説を読み返しているところ。お師匠さんも余裕があったら、ル・グインさんの本読めばいいのに。好みに合うかどうかは判らないけど。私も全部は読めそうに無いけど。
Commented by ruhiginoue at 2011-06-18 19:08
 DVDみる時間を減らして、本を読むようにしています。
 今、PKディックの新訳「未来医師」を読んでます。医学が禁止された未来へタイムスリップした医師の悪夢です。
 それで買ったのに後回しだったル=グインは、そのあとで読みます。
by ruhiginoue | 2011-06-18 05:14 | 映画 | Comments(3)