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by ruhiginoue

「日の丸・君が代」に反対している人たちが嫌いな私

 もちろん、「日の丸・君が代」を強制している連中はファシストであるし、「愛国心はならず者の最後の砦」は真実だと思う。
 また、前に述べたとおり、本当に問題のある教師たちは、勝手なことをしまくって生徒児童を苦しめはするけど、そういう弱い者いじめする奴は強い者には逆らわない。
 だから、ほんとうに悪質な極左の教師どもは、自分が睨まれたら嫌なので「君が代」に堂々と反対することは無く、一方で、どうしても思うことあり抗議の意思を表明する人ようなバカ正直な人ばかり迫害される。
 これは、スパイやテロリストを取り締まる法律を作っても、本物はそれ相当の知恵があるから捕まりっこなくて、弾圧に乱用されるだけなのと同じだ。
 ただ、正々堂々と蛮勇を発揮することは結構だが、それでも権力に真っ向から反抗するなら、頭を使わないと駄目だ。
 今回、君が代の不起立を保護者らに呼びかけて卒業式の進行を妨害したとして威力業務妨害罪に問われた元都立高校教師の有罪が、最高裁で追認されたけれど、「生徒児童と保護者には不起立する権利も有る」と啓発すれば良かったのに、「不起立しよう」と呼びかけてしまったから、足下をすくわれたのだ。
 つまり、同じ結果になるよう働きかけながら、逃げ道や落とし処も考慮しておくべきだった。それをしないで、不当判決と怒ってばかりでは、せっかくの蛮勇も負け犬の遠吠えになってしまう。
 ところが、そういう意見を言うと、敗残兵の皆さんは「悪いのは政治家だ」「裁判官が悪い」と叫く。もちろん政治家も裁判官も悪い奴らばかりだ。だから、そんな悪い奴らとどうやって戦うか考えないといけない。
 しかし、それを言うと今度は、「正しいだけで良いんだ」と開き直る。では正しいほうが負けて良いのか。正しいと信じるなら、勝つための努力が必要だ。この指摘をすると、「正しいから勝って当たり前だ。そうならないのは世の中が間違っているからだ」と言う。
 しかし、そもそも政治的な裁判とは、絶対的に正しい者と絶対的に間違った者との争いではない。あくまで主観的な正しさ同士の争いにすぎない。そう指摘すると、「そんなことを言うのは、我々の正しさが理解出来ないからだ。もっと勉強しなさい」である。
 これは笑い話のネタではなく、この種の運動をしている人たちと話すと、実際に必ずこういう話の展開となるのだ。
 だから、ファシストやならず者は許せないので、自分なりに戦い続けてはいるけれど、上記の種の人たちとは共闘する気にならないのだ。 


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社会総合 - エキサイトニュース
by ruhiginoue | 2011-07-07 21:13 | 司法