井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

予想が的中しすぎだが・・・

 橋下弁護士のデタラメ発言の裁判は、まったく予想していた通りの結果である。
 地裁では、名誉毀損も懲戒の不法行為も認定して賠償命令。
 高裁では、名誉毀損は認めず、懲戒の不法行為だけ認定し賠償減額。
 最高裁では、両方とも否定し、賠償をすべて棄却。

 他の裁判でも同じことが何度も起きている。

 例えば、学校のイジメの裁判のこと。
 地裁では、イジメの存在と学校の責任を認定。
 高裁では、イジメの存在は認めたが、学校の責任は否定。
 最高裁では、イジメ自体が存在しなかったとして訴えを全否定。

 つまり、地裁、高裁、最高裁へと行くほど、権力に有利な判決になる。

 これは、司法官僚制度の構造から来ている。
 権力にこびへつらう判決を出すほど、地裁から高裁さらに最高裁と登るシステムである。
 この構造からすれば、一部の例外をのぞけば、今回のような判決は当然のこと。

 だから、最初から完全に予想されたことなのである。

 これを一番よく理解していたのは橋下氏であろう。彼は、日本の司法なんてしょせんはそんなものであることがわかっていたはずだ。
 もちろんそんな彼だって、最高裁の強引さには驚いたはずだ。発言の中に誤った内容があり、しかもそれは、弁護士のくせに法制度についての間違いであった。それで迷惑をかけてしまったことは認め、彼は素直に詫びていたのだが、それを迷惑がかかっていないというのだから。
 しかし驚きはしても、やはり政界に出ておいて良かったという思いは強まったのではないか。
 これに対して、橋下ケシカランと問題にしている人たちは、なにもわかっていない。だから、負けるのだ。それで、そんな人たちと袂を分かったのだった。
 前にここでも明言したが、橋下弁護士に対する懲戒請求には名を連ねていた。この請求は認められた。処分は軽すぎるが。
 ところが、問題の橋下弁護士に誹謗された弁護団にいた若手弁護士が、その後スタンドプレーのような発言をしたため、弁護団から追放されてしまったけれど、その弁護士が言うには、自分なりにがんばっているのに弁護団の先輩弁護士たちからは見下されて、若いのに生意気だとの意味で言われた言葉が「安保闘争も知らないくせに」だったので、その当時まだ生まれていないから知らなくて当たり前だし、そもそも今やっている仕事と関係が無いじゃないかと嘆いていた。
 この話を聞いて、いかにもその世代の爺さんたちが言いそうだと思いはしたけれど、実際にはどうか不明だった。そして直面したら本当だった。一部の例外ではなくほとんどかそうだったから、すっかり愛想が尽きてしまったのだった。これで勝てるわけない。裁判官たちにも、舐められてしまったのだろう。だから典型的な逆転敗訴パターンとなったわけだ。

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Commented by デカ at 2011-07-15 20:10 x
>最高裁では、イジメ自体が存在しなかったとして訴えを全否定。

最高裁は法律審だから事実認定に関して、そういうことをいうのかいな?
ハシシタより、賃貸住宅の更新料の方がより問題だろう。
あれで、宵越しの金を持たない、貧乏人の数百億の金が内需に回らなくなったのだから。
Commented by ruhiginoue at 2011-07-15 20:12
 今回も、迷惑が無かったと事実認定してました。
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by ruhiginoue | 2011-07-15 19:49 | 司法 | Comments(2)