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by ruhiginoue

同調圧力

 以下は朝日新聞のサイトより引用

 菅政権、リビアの反体制派承認へ 唯一の対話相手として

 菅政権は、リビア北東部ベンガジに拠点を置く反体制派の代表組織「国民評議会」を「リビア国民を代表する唯一の正統な対話相手」として承認する方針を固めた。15日にトルコで開かれるリビア問題の「連絡調整グループ」会議で表明する見通し。

 外務省によると、現在もカダフィ政権が国家として存続しているため、反体制派組織を別の国家として承認するのは難しい。ただ、すでに米国、フランス、イタリア、カタールなど欧米や中東の主要国を中心に国民評議会を「唯一の正統な組織」と認める国が相次いでおり、日本政府も政治的な支持表明を通じ、「カダフィ後」の国づくりを後押しする構えだ。

 「日本はカダフィ側と断絶を」 リビア反体制派首脳語る
 
 リビア反体制派の国民評議会(TNC)代表で暫定政府の首相を務めるマハムード・ジブリル氏が16日、トルコ・イスタンブールで朝日新聞の単独会見に応じた。欧米主要国が「唯一の正統な統治組織」としてTNCを承認するなか「日本も戦略的な決断をすべきだ」と述べ、カダフィ政権との関係断絶を求めた。

 15日に当地で開かれた欧米・中東主要国外相級のリビア連絡調整グループ会議では、TNCを「唯一の統治組織」として承認。米政府は、カダフィ政権との関係を断絶したうえで、TNCをリビア正統政府として承認した。ジブリル氏はこれを「政権がカダフィ政権から我々に代わったことを意味する」と評価。「日本や中国にとって、我々を承認するかどうかは選択肢ではない。実態を認めるかどうかの問題だ。リビア国民につくのかカダフィ政権につくのか、戦略的な決断をすべきだ」と語った。
 日本は同会議でTNCを「リビア国民の唯一の正統な対話相手」として認定したが、カダフィ政権との関係も維持している。
 
 
 追従したことを検証もせず、ただ垂れ流すのが日本の報道である。
 しかし、海外にはこうした報道もある。ドイツと同様に、日本にも同調圧力があることは容易に想像できるが、これで大丈夫なのかは疑問だ。欧米には、かつてのような力はない。倫理の問題もあるが、それ以前に、衰退している者たちに従うのは損である。
 


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by ruhiginoue | 2011-07-19 01:05 | 国際