井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

人種差別で顰蹙だったソニー

 ロンドンの暴動で、ソニーの倉庫が放火され三人の逮捕者が出たそうだ。
 この暴動は、人種問題が背景にあり、警官による射殺事件が発端であった。もともとソニーはプレイステーションの人種差別広告によりヨーロッバでは大顰蹙だった。日本ではマスコミが大企業を批判できないので知らない人のほうが多いだろう。
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 この暴動に対してキャメロン首相は、軍隊を動員して鎮圧したうえ、呼びかけに利用されたインターネットを規制すると言い出した。外国に対しては、一般人に対して軍隊を使うなんて許せないとか、インターネットは民主主義を発展させるのだから規制している国は悪いとかつい先日まで言っていたのだが。
 英国は、最も発行部数がダントツで多いのが『サン』である国。日本なら『東スポ』がもっとも売れていることになる。発行日本一は『読売』で、これも実質スポーツ新聞とか言われ、部数水増しとか「押し紙」という販売店への押し売りや、強引な訪問勧誘により『朝日』を抜いたので悪名高いけれど、『東スポ』よりはずっと普通である。
 かつてアメリカでは、警官が交通違反の黒人を車から引きずり降ろし、無抵抗の一人に対し警官が何人も取り囲んで執拗に警棒などで殴打し続け、これを近所の人がホームビデオで撮影しており、テレビで放送され大問題になったことがある。運転手名からロドニー=キング事件と呼ばれている。
 そして、居合わせた警官のうち起訴された4人(うち3人が白人、1人がヒスバニック系)は裁判で「運転手が大柄で抵抗されそうだった」と主張し、無罪判決。陪審員は、黒人が排除され全員が富裕層だった。これに怒った黒人が中心となって「ロス暴動」が起きた。
 
 

 このビデオは映画『マルコムX』の冒頭に引用され、そこへマルコムXが激烈な体制批判演説をぶち上げている音声が重なり、挑発的だった。

 人家種差別警官と、それを無罪にした人種差別裁判だと国際的に批判されたアメリカは、当時リビアと激しく対立していたため、カダフィ大佐もアメリカを批判する演説をしながらまさに溜飲が下がるという様子であったから、今回のロンドン暴動でも同じような気持ちであろう。
 キャメロン首相の軍隊動員に対しては、NATOが空爆するべきだ。そうでないと整合性が無いだろう。

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Commented by デカ at 2011-08-12 20:07 x
空軍はこの場合支援部隊だから、地上軍が勝利した地域を爆撃する軍事的根拠がないよ。
もともと、資本主義の発達していたイギリスはアメリカに比べると人種差別には比較的寛容だった。
この暴動の背後の人種差別とは、外来系の土着人種同士の覇権争いと見るべきだろう。
暴動に軍隊を出したのは、長引かせるよりいいからだ。
当然の価値判断だと思うね。
Commented by ruhiginoue at 2011-08-12 23:08
 他所では長引かせ、自国ではさっさと片付ける。それが原則なのでしょう。
 ロス暴動でも、白人に反発のはずが、調子良くやっている在米韓国人にこそ怒りの矛先が向きましたね。
Commented by ケーキイーター at 2011-08-14 03:53 x
話は変わるかもしれませんが。最近のヨーロッパ諸国のイスラム教徒いじめには目にあまるものが多いですね。ブルカ着用禁止とか。私の中でキリスト教徒嫌い度が加速して進行しています。
Commented by ruhiginoue at 2011-08-15 08:55
 コーランを焚書にしろと言って暴動が起きたバカ牧師もいましたね。
Commented by ケーキイーター at 2011-08-15 19:03 x
ふと、昔本で読んだ、カスティリア女王のことを思い出したな。信仰熱心なあまり、国内のユダヤ人を追放した。それがのちのちスペインの没落を招いた。貧乏国化して軍事面でも弱くなった。どういう風に今のヨーロッパ諸国の未来に当てはまるかは判らないけど。
Commented by ruhiginoue at 2011-08-16 00:09
 宗教に凝り固まった国は、だいたい没落してますね。
Commented by ケーキイーター at 2011-08-16 14:24 x
但し私はゴスペルは割と好きだなあ。
Commented by デカ at 2011-08-16 21:51 x
「風と共に去りぬ」は人種的偏見と北部人への軽蔑とヨーロッパ文化への嫌悪の本だ。
おそらく原作どおりに作ると、ナチスの宣伝映画以上に
ナチズムを礼賛する作品となるだろう。
あれほどアメリカを象徴する作品はないと思う。
Commented by ruhiginoue at 2011-08-17 06:00
 ゴスペルはブルースと同じようなものですね。
 「風と共に去りぬ」に出て来る男性たちは、北部から来たバトラーを除けば全員がKKKです。今でも北軍脱走兵をスカーレットが射殺する場面では、南部の映画館では客席から拍手と口笛が鳴ります。
 ただ日本人は、バトラーの警告を無視して精神論で戦争し敗北した南部と、そこでなりふり構わず生きて行こうとする主人公とに、自らを重ねて共感し大ヒット。
 戦時中、非公開の上映会で見た日本人らは技術と物量に驚き「こんな映画が作れる国と戦争したら負ける」と言ったのは皮肉な話です。
Commented by ケーキイーター at 2011-08-17 18:32 x
あの…。英語さっぱりな私が言うのもなんですが…。ゴスペルとブルーズでは、歌詞の内容が逆方向に違うらしいです。一体私はお師匠さんに何を言おうとしているんだろうね。
Commented by ruhiginoue at 2011-08-19 00:06
 レゲエは宗教否定だけど、ブルースもそうなのでしょうか。
Commented by ケーキイーター at 2011-08-19 20:03 x
それがね、ゴスペル側から見ると、ブルーズは「悪魔の音楽」になるんだそうです。
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by ruhiginoue | 2011-08-12 19:02 | 国際 | Comments(12)