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by ruhiginoue

戦争のための大衆操作と対抗策

 リビアの「反体制派」は、なぜかみんな流暢な英語でインタビューに応じているが、もともと欧米の政府と大企業にとって不都合な国の体制に反対している人たちの傾向だ。
 以下のベルギー人ジャーナリストのミッシェル=コロン氏は、リビア攻撃に積極的というほどではないが賛同している国の人でありながら、率直に話している。それによると---

 アメリカやフランスのような大国では、戦争をはじめるには世論の賛成が必要なので、決して多国籍企業の利益のためであるとか、石油など資源確保のためなどとは言わず、大きな危機や脅威に立ち向かう必要があると言ったり、虐殺を止めないといけないと言って敵を悪者にするものだ。
 これまでメディアから垂れ流された御用報道をまとめると、戦争プロパガンダ(宣伝)の5原則がある。
 「経済的利害を隠蔽すること」「敵を悪魔化すること」「犠牲者と敵を逆転させ、犠牲者を庇護すると装うこと」「問題となる地域の歴史を隠蔽すること」「情報を独占すること」
 そして中東とリビアの情勢について、具体的な指摘をしている。
 こうしたメディアを使った大衆操作に対抗するにはどうすればよいか。
 現代は情報の時代で、誰もが多くの情報を入手できるようになった。ところが報道はどれもおなじような内容である。多くの情報が多くのテレビ局から流されるが、どれも同じ情報源である。情報を受け取って、100ものテレビ局が同じことを言っていたとしても、多くのテレビ局が一致しているから信じるのではなく、次のように自問してみる。
 「反対側の意見は聴こえたか」「もう片方の意見は提示されたか」
 対立・対抗し合う力の両方の意見が提示されていなければ、情報を得たことにはならない。情報は自分で探し、自らも発信するのが市民の重大な義務である。

 これはメディアリテラシーという観点から当然のことだが、残念ながら日本でも、提供されている報道は、どれもその点で失格である。
  


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Commented by UMA at 2014-09-04 08:46 x
日本人は大半が日本語しか使えないので
インターネットの時代でも国内マスコミに頼ることとなり
メディア操作に弱い
Commented by 次郎くん at 2014-09-04 13:18 x
十数ヶ国語で学術論文を書ける天才的頭脳の持ち主でも、その分国語力が低下しての情報操作にかかる場合があるんですけれど。麻生元総理とかその師匠筋にあたる浅丘次郎先生とかね。浅丘次郎で検索しても未だに詳細が出ませんね。南方熊楠と日本文化を国際的に紹介する事業で双璧をなした人なんだが。

効率の良さで考えたら、IBMの日本代表だった方が上梓された書名「日本人の9割に英語はいらない」で検索して、無料公開されている「英語ができてもバカはバカ」の章が参考になるのでは。
この次郎の考えでは日本人の6割には外国語学習は不要と考えます。要は情報解析能力と語学力は全くの別物かと。そこいらの駅前留学なんたらでは、脱家畜人間脱ロボット人間という目的には全く役に立たないということなのです。

by ruhiginoue | 2011-08-27 15:03 | 国際 | Comments(2)