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by ruhiginoue

独裁者カダフィがリビア国民にしたこと

 リビアへのNATOの軍事介入は、民間人保護を名目としながら民間人を多数殺傷しているうえ、劣化ウラン弾が使用され深刻な荒廃が危惧されるが、にもかかわらず、独裁者カダフィを追放してリビア国民は狂喜しているのだそうだ。
 なぜならカダフィは、石油で得た利益で私服を肥やし、一般国民は貧しい生活を40年以上も強いられてきたからだ。
 
 その、リビアのGDPは一人当たり14192ドル。
 無職の補償費730ドル 。州からの家族ひとりあたりの保障費1000ドル。 看護婦の給料1000ドル。新生児特別手当7000ドル、新婚への住宅購入手当64000ドル、新規事業補助費20000ドル、教育と医療は無料 、薬の一部無料、 海外での教育のインターンシップ費用の全額免除、車とアパート購入ローンは無利子、車購入の際に最大で半額を補助、電気料金は全市民が完全無料。

 ずいぶんとおかしな「貧しい生活」である。
 これらはすべて、石油の輸出で得た利益によっている。以前は欧米に取られていた。そんな不甲斐ない国王を、カダフィが率いる二十代の青年将校たちが決起して追放したからだ。
 これについては、アメリカの「CIA宣伝雑誌」と呼ばれ、日本では組合潰し偽装倒産で出版労連から糾弾された『リーダーズダイジェスト』が発行した本にも書かれていたことだ。
 それが急に、正反対の情報が流された。利権がらみで圧力がかかったのかもしれないが、しかし歴史的経緯を知らない者ばかりだと思っている日本のマスコミは、視聴者や読者をバカにしている。
 
 そして、フランス人ジャーナリストが、またするどい指摘をしている。 



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by ruhiginoue | 2011-09-05 18:40 | 国際