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by ruhiginoue

日本共産党と北朝鮮はどこがソックリか

 もう下火となったが、外交問題に便乗し、反感を持つ相手と北朝鮮をこじつけて貶める風潮があった。
 しかし、そんなのは自信の無い奴の愚かな小細工だと皆がわかっている。だから、そんなことを実際にやっている奴は、世間一般からくだらない奴だと見られている。
 実際に、マスメディアで目立ったのは、せいぜい『サピオ』のような子供むけタカ派雑誌が煽ったくらいだろう。ガチガチの保守派ですら「漫画右翼雑誌」と軽蔑し、その常連たちは小林よしのりだの落合信彦だの曽野綾子だの伊沢元彦だの、わざと悪い冗談で集めたような連中で、そんな連中に相応しい無茶苦茶な内容だから、まともな社会的影響力なんてあるわけない。
 当然、その標的とされた側にしても「屁のカッパ」で、なんの実害もなかった。
 ところが共産党だけは違う。同党は、「漫画右翼雑誌」どころか出所不明の怪文章を配布されただけなのに、それが影響し選挙で惨敗したと不破議長や志位委員長が言っていた。ほんとうは選挙運動の内容が良くなかったのが原因だが、それで執行部の責任問題となってはマズいから、転嫁しただけとも考えられる。
 しかし、くだらないこじつけの悪宣伝なのに、共産党に対しては効果的だったとも考えることは可能だ。もちろん、そうした宣伝自体はデタラメである。そもそも、共産党は北朝鮮と昔に一時の交流はあったが、その後は疎遠になっていた。そして、とくに旧社会党、次に公明党が、北朝鮮と親密だった。
 ただ、共産党は北朝鮮にちょっと苦言を呈しただけなのだが、北朝鮮の政府が逆ギレしてしまい、そこから仲違いとなっており、これは北朝鮮の態度に問題があったけれど、共産党も苦言を呈されただけで逆ギレするのは同じであるから、このため共産党と北朝鮮は同類との印象を持たれる。この現実を共産党は認識できず、反論は空振りになる。
 かつて羽仁五郎というマルキストの有名な売れっ子大物タレント学者が、その著書の代表作でベストセラー『都市の論理』で述べていたことだが、世界各地の社会主義国の政権与党機関紙を読んでいると、北朝鮮のものは自慢が多く、自慢ばかりするものは信用されないと指摘していた。
 これは日本の共産党にも共通することで、『赤旗』をはじめとする機関紙は、よく恥ずかしくないものだと思うほど自画自賛が多い。
 そして例えば、選挙で呆れるほどお粗末な候補者を擁立しておいて、これでは支持できないというと、どんな候補者でも共産党だけが正しから応援して当たり前だと怒り、「そんな簡単なこともわからないのっ!!」と怒鳴られた人たちがいっぱいて、他人の都合も考えず勝手に電話してきておいて「なんと失礼な」とひんしゅくを買っているし、また、東京都狛江市では共産党の縁故政治に苦言を呈した者たちに対して、それが無党派でも社民党支持でも保守でもみんな、積極的に支持してきた者たちにまで「創価学会工作員」とレッテル貼り濡れ衣着せの中傷をしたりと、良かれと思ってのことでも物の申せば逆ギレという態度までソックリである。
 これを認識して改めない限り、共産党が民主と自民に対抗する第三極となることは不可能だ。


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Commented by 小野哲 at 2011-12-29 13:04 x
 共産党の指摘にはそれなりの理はあるのは私も同感ですね。
 しかし、そこだけしかないという閉鎖性にはウンザリです。私は以前ある事故で企業ばかり責め立てる共産党の市議会議員に突っかかったことがありますよ。
 その男はその後飲酒運転で市議会議員をやめましたが共産党は知らぬ顔の半兵衛でした。おかしい話じゃないでしょうか。共産党は上祐史浩のように自身を批判する人に監査させるというアイデアがないようで、非常に残念です。
 無論、私は自民党も民主党もみんなの党も信用していません。社民党など論外です。厳しいことを言うだけまだましなのです。
Commented by 白田川 一 at 2012-12-01 07:44 x
  共産党と言うと、今でも「査問」というのをやっているのでしょうか?それとも、これって単なる【デマ】に過ぎないのでしょうか?
このあたりの補足・説明をお願いしたいところなのですが・・・。
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by ruhiginoue | 2011-12-27 22:33 | 政治 | Comments(2)