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by ruhiginoue

会員弁護士の盗聴疑惑を握りつぶした東京弁護士会

 個人的な話だが、社会的にも重大と考えて東京弁護士会に人権救済の申立てをし、調査を依頼したことがある。
 それは、防衛医大との医療裁判をしていた当時、防衛医大の訴訟代理人をしていた銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士が、原告の電話内容を聞いていると口を滑らせた問題だった。
 同弁護士は、元東京高裁判事で、退官後は政府の仕事を請け負っていたが、根拠のないデタラメを言って原告を誹謗していると批判したところ、原告が電話で話した内容から推測したという趣旨の言葉が文章中に記載されていた。
 これは争点と直接の関連はないので、同弁護士としては適当にあしらうつもりで返答したのだろうが、しかし個人の電話内容をどうして知っているのか。盗聴していたとしか考えられない。ジョン=グリシャムの小説など法廷ドラマでは、弁護士が探偵を雇って訴訟の相手がたに盗聴器を仕掛けたという話がよくあるが、防衛医大が被告の裁判であれば自衛隊の調査隊(現・情報隊)の仕業で、その不正違法な入手経路から田中弁護士は情報を得たのではないか。
 それ意外は考えにくいので、人権侵害の疑いとして救済申立てをした。すると、ちょうど担当が、防衛庁を含めた行政機関による情報にかかる不正を批判していた、あの梓沢弁護士で、調査をはじめてくれた。
 ところが、しばらくして担当が交代したところ、いきなり調査しないという通知が送付されてきた。理由は書かれていなかった。
 東京弁護士会は、天下って会員となっていた田中清弁護士と自衛隊の疑惑について、社会的にも重大であることをうやむやにし、人権救済申立てを握りつぶしたのだった。
 これでは、権力と対峙するための弁護士自治の意味がまるでない。


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by ruhiginoue | 2012-01-11 19:56 | 司法 | Comments(0)