コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

将棋とチェスとコンピューター

 日本将棋連盟会長の米長邦雄永世棋聖(68)が、コンピューターの将棋ソフトに負けたそうだ。
 「永世棋聖」とはプロ野球の背番号永久欠番のようなもので、功績があった人に現役を引退したあと与える称号だ。だから現役当時の力は無くて当然で、現役の人ではコンピューターに負けた人はまだいないらしい。
 しかし、いずれはコンピューターが完勝するようになるだろう。インドで発祥したのち東西に分かれたチェスと将棋は似ているが、将棋は駒が裏返ったり持ち駒が使えるなどチェスより複雑だから、まだ手法をすべて解析しきっていない。それで、チェスはもう人間がコンピューターに勝つことはできなくなって久しいけれど、将棋はまだであるというだけのことだ。
 SF映画『2001年宇宙の旅』では、宇宙船に搭載された高性能コンピューターと乗組員がテレビ画面上でチェスをやって、いつも人間の負けという場面があったが、これはもう現実だった。
 画面が比較的きれいというだけで、カッコばかりつけて中身はたいしたことないアップルのコンピューター(今使っている。マウスもキーボードもバッファローに換えてなんとか快適に使えるようになった)には、購入当時からよけいなオマケとしてチェスのソフトが入っているが、対局して勝ったことがない。
 どちらにせよ、将棋もチェスも定石がすべてであって、それを知るほどつまらなくなるのだが、それでも暇にまかせて「吹けば飛ぶような」駒に夢中になってきた人が、それで名声を得ると権力志向になることは、チェスも将棋も同じである。チェスのチャンピオンだったユダヤ人カスパロフも将棋の米長とそっくりで、権力志向で女好きであるから、面白い現象だ。
 しかし、そうした人たちがどんどんコンピューターに駆逐されるだろうから痛快である。
  
人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
Commented by デカ at 2012-01-15 22:45 x
そうなると、コンピューター同志では結局先手必勝ということになるわけだ。
Commented by ruhiginoue at 2012-01-17 21:39
 どんな複雑なゲームでも、○×3目並べと化すでしょう。
Commented by デカ at 2012-01-18 21:44 x
そういうコンピューターによる核戦争危機の映画があったね。
Commented by ケーキイーター at 2012-01-18 22:55 x
タイトルは忘れたけど、「サマーウォーズ」のどかーんと元ネタかな、と思った。
Commented by ruhiginoue at 2012-01-18 23:09
 その映画は「ウォーゲーム」のような気がします。
Commented by デカ at 2012-01-21 02:56 x
そうそう、ウォーゲーム。ラストはコンピューターが核戦争は引き分けと学習して、核戦争が回避されるんだっけ?で、次作がターミネーターだな。あれで、コンピュータは学習して、先手必勝とばかりに人類抹殺にのりだしたのだ。
Commented by ruhiginoue at 2012-01-21 21:16
 そういう結末です。そして、引き分けで人類が壊滅すれば、後は機械の天下だと。
by ruhiginoue | 2012-01-15 14:53 | 雑感 | Comments(7)