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by ruhiginoue

早起きのすすめ

 高島徹治という人が書いた、仕事や勉強がはかどるための本を読んでいるけれど、疑問が多い。
 早起きして早い時間にがんばれば効率が良いという全体の趣旨はもっともだ。
 ただ、その内容のほとんどが既に他の人たちからさんざん言われてきたことの受け売りばかりで新味がない。
 そして、実例が間違いとかこじつけばかり。
 例えば、著名な財界人の名を挙げて、成功した人たちはもみんな早起きしてがんばっているというけれど、そもそも財界人が「私はこうして成功した」というのは後知恵であって信用できないものだ。
 また、「日本最高のコンサルタントの大前研一氏」が早起きとしているというが、彼はどうしてもやりたいことが多いので睡眠時間を削っていると言っていたので、やや趣きが異なるし、有名ということでは日本一かもしれないが、仕事の内容はひどいものだということで評価が定着している。
 また、ヒットラーは起きるのが遅くてノルマンディー上陸作戦の対応が遅れて敗北したというけれど、彼が夜型生活の習慣だったことはよく知られていて、もしも夜討ちを受けていたら逆に良かったことになるから早起きの効用とは話が違うし、だいたい政治とか軍事を無視して起きる時間というのは乱暴すぎる。
 それに、社会的成功というだけでみても、いちおうヒットラーは大衆を煽動して選挙に勝ち総統に上り詰めたけれど、大前研一は唄ったり踊ったりの目立とう選挙運動をして受けず白けて有権者にそっぽを向かれてしまい、その当然の結果で惨敗したのに、それを中傷デマを流されるなど不正があったから負けたのだと言い訳したり愚痴こぼしたりと、まるでオウム真理教であった。
 もちろん早起きは三文の徳という言い伝えのとおりではあるが、この著者の説き方は駄目だと思った。

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by ruhiginoue | 2012-02-08 20:14 | 雑感 | Comments(0)