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by ruhiginoue

天安門事件

 1989年6月4日、中国の首都北京の天安門広場で起きた「天安門事件」(正確には「第二次天安門事件」)について、同国の温家宝首相は事件に対する公式的な立場の見直しを行うよう再三にわたって提案を行ってきたと、『フィナンシャル・タイムズ』紙が中国共産党からの匿名の情報を引用して伝えている。
同紙のこの情報の信憑性について、単なる噂だとする者もいれば、当時温氏は事件で失脚した趙紫陽に近い立場にあったので、そんな同首相の口からであるならば、こうした呼びかけが出てもおかしくないとする者もいて、専門家でも意見が分かれているようだ。
また、天安門事件に関った者らの名誉回復は、中国のエリート間の均衡を壊しかねないので、指導部で世代交代が行われようとしている中では望ましい事態ではないとの指摘もある。
 それ以前に、まず事件の真相を明らかにする必要があるが、それにはまだ時間がかかりそうである。
 では、日本ではどうか。
 事件当時は、日本全体的に中国非難が強かった。
 もちろん、自民党政権が消費税問題とリクルート疑獄事件により窮地に立っていたから、「野党が政権についたら社会主義になって中国と同じになる」と、馬鹿げたことを海部俊樹や金丸信らが喚いて利用してもいたが、一般的にも中国は非難されていた。
 しかし現在では、経済発展した中国を見て、薄っぺらな民主化を叫ぶ学生運動のほうが間違いだったと考える人が増えている。
 それ以上に、「団塊」とか「全共闘」といった日本の学生運動世代の無能さと性格悪さこそが、現在の日本の衰退を招いた元凶とみる人たちが多いことも影響しているはずだ。本来は学生運動を軍隊で蹴散らすなど許されないが、団塊世代だけは例外で、あんな「煮ても焼いてもソイレントグリーンにしても食えない老人たち」など、みんな一列に並べて寝かせて戦車でひき潰してしまえばよかったと考えない人のほうが少ないのではないだろうか。


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by ruhiginoue | 2012-03-28 22:09 | 国際