井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

笑っていいとも

 フジテレビの昼の長寿番組『笑っていいとも』の中心となる「テレホンショッキング」は、「友達の友達はみな友達」「友達の輪」と称して出演者が次の出演者を紹介し、番組中で電話をかけて直接出演依頼するものだったが、それをやめてしまった。
 すでに形骸化していて、あらかじめ話を通しているから突発的なことが無くなり「ハプニング」の面白さが消えたうえ、映画や舞台などの宣伝のために紹介するようあらかじめ依頼しているのがはっきりわかっていて空々しくもなっていたのだが、そのうえ先日ついに女性の出演者が、友達紹介なのに「友達ではない」と明言したうえ電話で「はじめまして」と言ってしまい、このことが決定的だったとも言われている。
 その前にも、ある芸能人が自らのサイトで出演する予定を公表してしまったと話題になっていたが、そのようなことはもっと昔から頻発していて、電話をかけた相手が「駄目なんです。いま予定表を見たら、明日の昼はフジテレビに出ることになっているので」と言ってしまったこともあった。
 これでは面白くない。最初の頃は出演が不可能もあれば拒否もあり、とくに面白かったのはある女優がタレント批評家の竹村健一に電話すると言い、趣味のテニスで知り合ったとの話に司会のタモリが、
 「竹村健一さんがテニス?あの顔でえ。アッハッハハッ」
 そして電話では
 「どうも。タモリでございます」
 「今、見とった」
 「明日、来てくれるかな」
 「行かんよ」
 なんて面白いことがあったものだ。
 実はタモリは竹村健一について「お茶の間の無知につけ込む人」とコケにしていたそうだから、嫌いだったわけだ。
 「奥さん、知らんやろけどね」と言いながら、たいしたこと無い話を偉そうに講釈することを指しているわけだが、そんな竹村健一とは週刊ポストのしがない記者からタレント批評家として売れっ子となった人であり、そうなるために自民党ベッタリの発言ばかりして自民党ベッタリのフジサンケイを主な活躍の場としたのだった。
 しかしフジテレビで最も人気がある番組の司会をしてきたタモリは、かつて同局お抱え政府御用批評家への嫌悪を公然と示していたのだった。そうした一面もあったことが、『笑っていいとも』の面白さだった。そんな毒気はもうとっくに消えているが。 

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Commented by 元視聴者 at 2012-04-17 15:19 x
以前、子供を呼ぶコーナーで、どこから来たのときかれて、自分の所属事務所の名前を間違って言ってしまった子供の横で「それ、言ったらいけないと言われているの」と別の子供が堂々と言ったのを覚えている。まだ、昔は、テレホンショッキングをみて「芸能人って暇なのね」なんて言っていた人がいた時代が懐かしく思える。今やテレビでのとんでもハプニングは、みな「やらせ」だと分かり切っている時代。
Commented by ケーキイーター at 2012-04-17 20:17 x
観客席でタモリさんに対して「そうですねえ」ときちん揃えて応えるお姉さん方。あれは何だろね。
Commented by ruhiginoue at 2012-04-17 22:05
 どんな番組も、最初は面白いハプニングがあっても、受ければ「もっと」と要求されて、しかしそう次々とはいかないし、同じ刺激では慣れてしまったから駄目、ということで「やらせ」にはしるというのが毎度のコースようです。

 客席の同調も、変な感じですよね。
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by ruhiginoue | 2012-04-14 22:13 | 芸能 | Comments(3)