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by ruhiginoue

肝炎訴訟

 肝炎訴訟が各地で起こされている。この、国の責任を問う裁判とともに、原告らが厚生労働省前に集まり、早期解決を訴える。

 これは他人事ではなく、きわどいところであった。防衛医大の手術で、もしも輸血や出血を止める血液製剤を使用していたら、感染していただろうと医師たちから指摘された。

 そして、その手術について裁判で防衛医大が、誤診ではなく美容外科手術であり適切であると主張したことに、医師たちは誰も驚愕し、信じられないと言った。さらに、興味を持つ医師にはその書面を見せると吃驚仰天に近い反応である。

 まず、患者が希望していない美容外科手術を医師から奨めることが、普通ありえない。それでも私設の美容外科なら、儲け主義の悪徳医師と診療所が横行しているが、国立の大学病院である。

 また、合併症などリスクが高い手術を強く奨めたうえ、さらにリスクが高い輸血の用意をしながらの手術ということだから、そんなことをした医師は、「まじめな話そいつは絶対に頭がおかしい」とか、「ほんとうに医師免許を持っているのか」などと大抵の医師は言う。

 ただ、その防衛医大講師だった伊藤嘉恭医師について、やったことの異常さに驚いた慶応大病院の医師が、学会で話してみたところ、知っている医師が何人かいて、かなり評判が悪かったと言った。

 これについて、防衛医大で伊藤講師の上司であった新井という助教授(今でいう准教授)も、理解できない手術であり自分なら絶対にしないし、手術が行われた後に内容を知って不可解だったと断言した。これは裁判にも証言として提出された発言であり、同じことを学会でも言っていたことを学会の理事長から聞いた。


 その「美容」手術の手術結果。撮影は防衛医大の研修医。裁判で伊藤医師は、この手術が美容的に最善であると強弁した。

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 そんな伊藤医師から個人的に雇われたのが、銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士である。この異常な手術が適切であると主張したうえ、デタラメな医学文献を証拠として提出するなどしながら、患者はうそつきのクレーマーであるから、裁判が終わる前に逮捕して口封じせよと、警察に告訴した。

 この、でたらめな告訴状は結局一蹴されたが、このことを問題にされると田中清弁護士は、異常な医師個人から金で雇われていたのが実態なのに、防衛医大の弁護をした国の代理人であるとして、政治的配慮を求め続ける。だから、田中弁護士は裁判で被告となっても逃げられるのである。

 田中弁護士は、医学部卒数年で日本一の権威者となったと自称する伊藤大先生が間違いを犯すはずがないという妄言だけが、そのよりどころだった。非常識であるし、現在、伊藤医師は防衛医大ではなく千葉の大変な田舎で診療所を経営し、過去を知らない患者たちを相手にしている。

関連項目
防衛医大の手術の問題

追記 最近またアクセスが急増したのはこれのためであろう。

千葉で大橋巨泉氏に薬の誤投与(過剰投与)をして衰弱させ遺族が許せないと言っていたという報道について





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by ruhiginoue | 2012-06-28 19:42 | 司法 | Comments(0)