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by ruhiginoue

同窓生名簿と個人情報

 アメリカの人気テレビドラマ『CSI』で、同窓生名簿のついた卒業アルバムが手がかりになり交友関係が判明した話がある。また、そのさい捜査官にも、自分はそんなものとっくに捨てたと言う者がいて、もう学校とは関係ないとか、いい思い出がないとかいう会話になった。
 やはり外国でもそういうことがあるのかと思ったのは、日本でも、卒業アルバムなんて捨てたという人や、同窓会の通知が来ても読まずに捨ててしまうという人の話題を、あるネットサイトのコラムで読んだからだ。
 たまたま、地域などの理由からその学校へ行っただけであるとか、希望して進学したとしてもそれは勉強する内容からであって友達を作るためではないという人、卒業後は生きる道が違うので付き合う意味がないというより付き合えないという場合、同窓会へ行ったら宗教の勧誘とかマルチ商法の勧誘をされ、自分の出た学校とか居た地域が落ちこぼれの溜まり場だから、そこから自分は抜け出してもう関わらないことにした、という人もいる。
 あのフェイスブックでも、共通項目として、卒業した学校の場合がある一方で、付いている仕事の場合もあり、古里で仲良くし続けている人たちもいれば、そこから出て別の世界が開けている人たちもいるのがわかる。
 ところで、このフェイスブックについて、交友関係を権力が調べてないかと心配している人たちがいるけれど、参考にしてさらに何か突っ込んだことを調べるならともかく、仮に、政府系でも警察系でも軍隊系でも、諜報機関に勤務する者がフェイスブックの友達関係をみて、政治的な人脈だと報告書などを作ったら、真面目に仕事しろと上司に怒られるだろう。
 ただ、インターネットが無かったころは調べるのは一苦労だったから、同じ内容の情報でも仕事したことになったはずだ。これは、昔は「ブルーフィルム」の秘密上映会が何か凄いことのように口コミで伝っていたけど、今では同じものがブルーレイディスクでおおっぴらに通販されていたりネット上で流れていたり、またあの死刑になってしまった宮崎さんも、ビデオコレクターとして知られ彼によって「オタク」という言葉が市民権を得たけれど、彼が所持して得意になっていた貴重な、ソフトが出ていなかったり事情あって封印されている作品なども、今では動画投稿サイトでタダ見できたりするのと同じことだ。
 また、同窓会名簿なども、昔はダイレクトメール業者がお金を払って集めていたけれど、今ではまるで情勢が変わっている。
 つまり、情報の貴重さも、それ自体の内容より、他者との相対的な関係で決まるということだ。

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by ruhiginoue | 2012-08-07 21:14 | 社会 | Comments(0)