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by ruhiginoue

司法ではなく裁判官個人の腐敗であるに過ぎない

 スマートフォンの撮影機能を使って京阪電車内で女性を盗撮したとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された大阪地裁裁判官華井俊樹容疑者(27)は、寝屋川署の調べに「今年の春ごろから始めた」「どんな下着をはいているか知りたかった」と供述していると報じられている。
 ワコールの創業者は、飲みに行くと従業員の女性に「どんな下着をはいているのかと」大真面目に訊ねて、職業的な興味からであったけれど、仕事を知らない女性からはただのハッキリスケベだと思われてしまったらしいが、それとは違うだろう。
 他にも、教師、警察官、自衛隊員、など、公務員で盗撮をした者たちがいて、盗撮に限らず飲酒運転などもある。規範を示したり不正を取り締まる立場だから、公務員はより厳しい目を向けられるものだ。しかし、あくまで個人の不祥事である。
 この裁判官によるスマートフォン盗撮事件も、法に基づいて裁く立場でありながら法を犯しているので、一般人より大きな問題として騒がれるが、司法の腐敗ではなく、裁判官個人の腐敗であるにすぎない。
 裁判官が法を犯しても、それを批判できない状態が司法の腐敗である。かつて高裁の裁判官が、携帯電話の出会い系サイトを悪用し、後に家出少女となる未成年者に買春をして逮捕され失職した事件があった。これも裁判官個人の腐敗であるにすぎない。
 その当時、これを自分のサイト上で他の裁判官も含めた司法の問題として語っていたところ、それを、防衛医大とその医師の訴訟代理人をしていた元裁判官の弁護士が、印刷して裁判所に提出したうえ裁判官を侮辱していると言った。そうすることで訴訟相手方の印象を悪くしようという姑息な小細工である。
 その弁護士個人の悪あがきではあるが、裁判官個人の腐敗を批判したら訴訟で不利になるように仕向けたわけであるから、どの程度の効果があるかは別にして、意図としては、司法の腐敗を促進させようとするものである。
 だから、法を犯してはいなくても、少女買春や盗撮の不祥事を起こした裁判官より、むしろ悪質というべきである。
 こういうことがあるから、たまたま法に触れた人を叩いて社会が良くなると錯覚してはならないと、しつこく言っているのだ。
 
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by ruhiginoue | 2012-08-29 19:35 | 司法 | Comments(0)