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by ruhiginoue

親の扶養と生活保護とついでにジョン=レノン

 ある女性週刊誌が、有名な陸上選手の母親が生活保護を受けているとを報じ、実の母を扶養していないと同選手を非難したそうだ。つまり例の関西お笑い芸人と同じだと言いたいらしいが、事情がまるで異なるので週刊誌のほうこそ厳しく批判されている。
 その選手は、中学生のころに母親と離別しているので家庭が別である。子供が親を扶養する義務があるとする根拠は、親は子供が成人するまで扶養する義務があるからだ。だから子供の頃に家族ではなくなって、そのまま交流が無かった場合まで一緒にするのはおかしいということだ。
 また、日本の法律だと「特別養子」となれば血縁関係であっても親子ではなくなり、扶養の義務もないが、そうでなくても家出や離婚などによって親子の縁が切れることがある。

 ある雑誌上で役所の福祉事務所で働く人が体験談を述べていたが、年配の男性が病気で失業し生活保護を申請したから、調べたら彼には音信不通となっていた息子がいて、成人しており父親を養うくらいできそうったから、息子に連絡をしたところ、「父は20年前に他所に女を作って私と母を捨てたまま行方不明でした。そのため私も母も辛い思いをしたし、生活も大変でした。なのに、そんな仕打ちをした男を、今になって私が養わないといけないのですか」と言われ、父親の方に確認したところ事実で、妻子を捨ててまで走った女とは別れてしまったとのこと。
 まったくしょうもない男だったわけで、そんな奴を税金を使って助けるのもシャクではあるが、自業自得なので野垂死にしろということもできない。
 だからと、息子に向かって「親子には変わりないでしょう」と言えてしまう人も、たまにはいるだろうが、ほとんどの人は言えないだろう。少なくとも自分には言えない、ということだった。
 
 とっくの昔に捨てた子供に、後になって親が泣きつく話は実際にあって、ドラマのネタなどになっていたりする。
 あのジョン=レノンの父親は、妻子を放ったらかしにして放蕩者を続けていたが、次第に生活に困窮し息子を頼って来たが、今さらなんだと怒った息子に無視されてしまい、するとマスコミに売りこんで「息子は大スターになって大金持ちなのに、父親がホテルの厨房で食器洗いの低賃金労働でその日暮らししているのに助けようとしない」と喚いた。
 騒ぎになっては面倒なので妥協したジョンはしばらく付合って援助していたそうだが、そうした親の仕打ちで精神的に参ってしまい、心理療法を受けた結果この歌を作ったことは有名である。
 



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by ruhiginoue | 2012-08-30 18:54 | 司法 | Comments(0)