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by ruhiginoue

武道と喧嘩

 先月26日、石川県で、60歳の無職男性が、コンビニ店で男性店員の右腕をひねり全治3日のけがを負わせ、傷害容疑で逮捕され、調べに対し「合気道の技をかけてみたかった。けがを負わせるつもりでやったわけではない」と供述している、という記事が読売新聞に掲載されたそうだ。

 これがネットサイトで話題となり、「習いたての小学生かw」などの声が上がり、また、受け身も知らない素人に技をかける事は、場合によっては命に関わる危険性もあるのではないか、という真面目な指摘もされている。
 このおばかさんは、大人だけど歳とって子供並みになったのかもしれない。

 これと同じことをする同級生が中学のときにいて、習いたての小学生ではないけど、大人でもないから、合気道の道場に通って習い上手になってきたら得意になってやっており、暴力だとの意識が無かった。
 そこで、同級生たちは対抗しようということになり、合気道には合気道で対抗して、腕をひねられたら身体を反転させ腕をひねり返す方法とか、少林寺拳法の柔法によるバク転を伴う返し技などを、知っている人に習ったり、本で読んだりしながら練習したが、いちばん手っ取り早く効果的だったのが、腕をひねられたらそのまま後に向けて後頭部による頭突きを顔面に食らわせる喧嘩技だった。
 そうしたら鼻血を流しながら「汚いぞ」と文句を言うので、「合気道の試合だったらそうだろうけど、合気道を乱用して合気道を知らない相手に技をかけるのは武道の精神にもとる暴力だ。それに対抗して自衛しただけだ。文句を言われる筋合いではない」と言い返した。
 それからというもの、彼は、反撃を恐れたのか、恥じ入ったのか、悪ふざけで合気道の技をかけることはなくなった。
 これは、手段の適不適と正当性について、どんなことにも共通して言えることだろう。
 

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by ruhiginoue | 2012-09-02 18:25 | 雑感 | Comments(0)