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by ruhiginoue

選挙とメデイアによる世論操作

 選挙を前に、新聞テレビの大手マスコミが、世論調査したら自民党が圧勝で政権に返り咲くうえ安定多数になると派手に騒ぎ、それがあまりにも歩調を合わせていて、そうなんだと国民に刷り込もうとしているのではないかと、問題にしている人たちもいる。
 また、ネット上でのいろいろなアンケートとか、街の雰囲気とか、肌で感じられるものと、この各新聞一面トップは違和感がある。もちろん、自民党はもともと政権与党として長く勢力を保ってきたから、失策や組織の分裂により衰退してはいても、巻き返しはできるだろうが、マスコミが発表するような結果を、自ら出せるほどの元気は、どの候補者にも無い。
 かつて自民党が長期政権となっていた当時は、マスコミが世論調査で自民優勢だと発表すると、その「アナウンス効果」により、自民支持および保守層が、自分が棄権しても与党は安泰だと思って投票しなくなり、自民にとって迷惑なことだった。だから、マスコミが自民優位と報道したら、わざとそう報道して自民を不利にしようとしているのではないかと、自民党執行部は疑心暗鬼になっていたものだ。
 しかし、今は事情が違う。無党派層の影響が大きいうえ、組織票ばかりの公明党が与党に入っているから、投票率が上がることを与党側が嫌うようになっていた。
 それに、民主党政権に国民が落胆したのは、せっかく政権交代したのに自民と変わらなかったからであり、そのうえ自民が旧態依然だから、多少の揺り戻しはあっても、ほんとうに支持を取り戻したとは言いがたい。
 それで「第三極」とか言われてるけど、そうしたらそこで脱原発が盛んに言われるようになったので、それをなんとか潰したい財界の一部とアメリカの陰謀による圧力でマスコミが動かされたのではないかと疑われる。その疑いは自然なことだろう。
 とくにアメリカとしては、原子力が技術的に衰弱しているため、日本頼りであるという指摘がある。日本は原子力でアメリカの下請けになっているから、脱原発で困るのはアメリカだ。
 また、最近の選挙におけるマスメディアの利用は、世論操作だとしたらいかにもアメリカ的なやり方だと指摘されているし、「アラブの春」という、石油強奪のため傀儡政権を作る「民主化に名を借りた侵略」(堤未果)で、昨年から今まで日本の大手マスコミが一斉に協力して嘘の報道を連日垂れ流して来たのだから、その延長であると考えるほうが自然だろう。
 そんなことを考えているこのごろだったが、そうしたら始めたばかりの大した事ないツィターを、自民党のあの片山さつき議員からフォローされた。監視しているということなのか、選挙が終わってからどうなるか気がかりである。

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by ruhiginoue | 2012-12-08 19:08 | 政治