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by ruhiginoue

みっともない憲法が安倍晋三をのさばらせている

 安倍晋三は、テレビで日本国憲法について「みっともない憲法、はっきり言って」と発言した。
 はっきり言うことができるのはこの憲法のおかげのはずだが、そういうことには関心がないのか、それとも自分についてはっきり言われるのが嫌だということなのか、どちらの心情も、彼の言動には常に透けて見える。
 また前文の意味を読み違えて非難するなど、彼の言うことは相変わらず程度が低いし、日本人が作ったものではないと言っているけど、それも単純な難癖の域を出ない。
 しかし、その難癖もある意味では正しい。その証明はなにより安倍晋三という存在だ。
 たしかに、憲法の条文に反映した権利という意味では、日本人が自ら闘って勝ち取ったものではなく、そのため日本の市民の権利闘争は、主に「護憲」という消極的なものとなってしまった。
 だから、安倍晋三のように努力もしない者が、のさばっていられるのだ。彼は、まるで特権階級のような出自で、勉強も就活も婚活もせずに済んで、社会人としての躾けすらもなっていない振る舞いが目立つ。
 それでも総理大臣になってしまった。そして難病を抱えていたため職責を果たせなかった。もちろん健康不安を抱えながら、病魔と闘い職責を果たしている政治家はいろいろいる。例えば、小沢一郎は心臓が悪いし、鈴木宗男は癌だった。外国でもベネズエラのチャベス大統領がそうだ。
 しかし、安倍晋三は難病について、職責を果たせない不安を抱えていることを隠して総理大臣になり、中途で投げ出す結果となった無責任の言い訳にした。つまり持病自体が問題ではなく、色々と大言壮語するけど、それを言ったからには付きまとう自分の使命を解っていない、ということが問題なのだ。
 そんな人が、また不正によって返り咲きをしようとしている。ロシアのプーチン大統領は、返り咲きのさい不正を囁かれたが、国際的な選挙監視を受け入れての当選だし、他に誰がいるかと堂々としている。それが自民党と安倍晋三には無い。
 これを心配している人も多い。安倍としては北朝鮮の人工衛星のように今度こそ軌道に乗ってみせると思っているのだろう。でも、安倍なんて、できるものならやってみろ、というあざけりの心情になっている人も、少なくないのではないか。
 
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by ruhiginoue | 2012-12-15 12:40 | 司法