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by ruhiginoue

行政法と牡蠣

 広島市や東京・銀座などで牡蠣料理店を経営する会社が、営業禁止処分は不当として、売り上げ減など約426万円の損害賠償を市に求める訴えを広島地裁に起こしたそうだ。
 訴状によると、先月末に広島市内の店舗で、生ガキを含むコース料理を食べた6人が腹痛を訴え、うち3人からノロウイルスが検出されたうえ、調理担当者1人の感染も判明したため、保健所が「食材から感染した」と判断し3日間の営業禁止にされたが、同じ担当者によって調理した他の客に感染者は出ておらず、毎週ノロウイルスの検査もしていたなどのことから、「店内で感染したのではない」と主張している。
 これに対して広島市は、「調査を適切に行い、食事が原因の食中毒と判断した。適正な処分と考えている」と反論している。
 
 こういう報道を読むたびに、かつて成城大のバカ教授に対する自分の甘い対応を後悔する。
 その成城大の行政法の教授は、文中に「営業許可の行政の取消し」と書いていたから、これでは取り消す対象が「営業許可」なのか「行政」なのかはっきりせず、このため、その文が含まれている文章全体の趣旨が、「役所が営業許可を取り消す」のか「役所の判断を取り消す」のか判らなくなっていた。
 それを指摘しようとして、「これでは意味が判らない」とまで言って、続きを口に出しかけたところ、その成城大の行政法のバカ教授は、「勉強をしてください」と慇懃に言った。たいへんな嫌らしさだった。
 「勉強しなきゃならないのはアンタだよ。それも、法律以前に一般的な作文を。だいたい法的な文章は、何々はこれを何々す、というように関係をいちいち念を押すようにするものだろう」
 というように厳しく言えば良かったのだが、それを穏やかに丁寧に説明したら、そのバカ教授はバツ悪そうにしながら、別の話題に逸らし、無礼を詫びることはなかった。
 この種の人には、甘くしては駄目だ。そうでない人は別だが。その区別は簡単だった。相手の話も聞かずに「勉強しろ」と、いきなり言ったのだから。それで、対応を誤ったと後悔している。

 ところで、原発の近くの海では、排水により水温上昇で牡蠣は大発生する。それで、工事の人たちは牡蠣鍋にし、たらふく食ったそうだ。
 そのあと、仕事で使うガイガーカウンターを持ったら、やけに音がするので、どこで反応しているのかと、あちこちに向けたら、自分の方から。
 さっきの作業で被爆したかと身体に向けてどこかと調べたら、牡蠣を食べていっぱいになっているお腹のところでガガガガだったから、作業員は悲鳴を上げたそうだ。
 という話を、仕事で行った人に聞いた。


 
 

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by ruhiginoue | 2012-12-27 22:56 | 司法