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by ruhiginoue

ドイツの反原発は実質ネオナチではないか

 原発の問題で、日本はドイツを見習うべきだと言う意見もあるが、それは上辺だけをみた危険なことではないだろうか。
 ドイツの緑の党など脱原発の環境派たちは、外国への軍事介入を積極的に支持してきた。日本でサッカー試合中にストイコビッチ選手が抗議のパフォーマンスをしたNATOによるユーゴ空爆など、ことごとく。
 そして、「アラブの春」というインチキ。民主化を装って傀儡政権を作る軍事侵略にも、ドイツは積極的に手を貸している。リビアのカリスマ指導者カダフィーは戦死ではなく、フランスの諜報部員による暗殺で、その手引きをしたのはドイツの諜報部員であると指摘されている。
 これら一連の欧米の動きに関わるさいのドイツは、脱原発と称しながら平和は志向せず、資源を外国から奪おうという方針転換であり、自国が原発事故で汚染されてはいけないから、外国を劣化ウラン弾の攻撃で汚染させようということになる。
 このような発想は、かつてナチがやってきたことである。戦争で外国を滅茶滅茶にし、自分のところは某国のゾンビ総理の言葉のように「美しい国」とするため、環境も保護しよう、というものだった。
 また、戦後処理についても、よくヴァイツゼッカー大統領の言葉などを引き合いに出して、それに比べて日本は・・と嘆く人たちもいるが、実はドイツでそのような認識を持つ人は少数の良識派で、一般的にはゾンビ総理と変わらない歴史認識であるか、まったく無関心かである。
 また、かつてナチス時代に侵略した東欧などの人と留学等で知り合った若い人たちが結婚するなんてことになると、ちょうど日本で韓国人と結婚すると言ったら親や親類が猛反対というのとおなじようになるから、実際に行って暮らした日本人は、そういう場面に出くわして、びっくりすることがよくあるという。
 今、FM放送で年末恒例のバイロイト音楽祭を聴いているが、見習うべき良識と文化があるのは認めるとして、しかし、やはりドイツに幻想を持ってはいけない
 
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by ruhiginoue | 2012-12-28 21:20 | 国際