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by ruhiginoue

元航空自衛隊員の国家賠償訴訟

 イラクに派遣されたさい事故で負傷したのに適切な治療を受けられず、そのため現在でも後遺障害に苦しんでいるという元自衛官が国家賠償請求訴訟を昨年起している。
 この元自衛官は現在四十歳の男性で、小牧基地所属の通信隊員としてイラクに派遣されたが、06年7月4日のアメリカだと独立記念日になる日に、アメリカの民間軍事関連企業の大型車両に後から衝突され、重症を負った。
 ところが、アメリカ軍の衛生兵が負傷をしていないと言い出したため、ろくに治療を受けさせてもらえなかった。帰国後に診察を受けた日本の医師からは、どうして今まで放置したのかと言われた。
 そして祝賀会に参加させられ、そのさい首に付けていたコルセットを無理やり外されて、激痛をこらえながら無事帰国を装わされた。
 また、事故の翌月には、帰還式典で小泉総理が「全員が無事帰国できたということは、日本国民として、また日本国の総理大臣として、諸君の活動を誇りに思っている」と演説した。
 詳しいことは、今月号の月刊誌『紙の爆弾』に志葉玲氏が書いているので、そちらを参照してほしいが、防衛医大で入院中の自衛官が、上司から「お前はもう治っている。制服に着替えろ」と連れて行かれたのを目撃して驚いたことは、前に書いたことがある(拙書『防衛医大の場合は』)けれど、とうとうこんなことまで起きてしまったということだ。
 それにしても、他にもイラクで負傷した自衛官はいるが、適切な治療を受けたり、直ちに帰国したりしているのに、加害者がアメリカだと隠蔽して公務災害補償も無しというのは、日本がアメリカの属国であるのが現実であるにしても、ひどすぎる話である。
  

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Commented at 2013-01-08 23:33 x
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by ruhiginoue | 2013-01-08 21:30 | 司法 | Comments(1)