井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

体罰は明治時代から法律で禁止

 高校生の自殺があったけど、体罰が法律で禁じられている(学校教育法  第十一条:校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、学生、生徒及び児童に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない)ことを知らない人もいるようだが、それ以上に、法律は知っていても、体罰が法律で禁止されたのは明治時代であることを知らず、戦後からだと勘違いしている人が多い。
 昔から日本では、師匠は自らを磨くことで弟子から尊敬され従われる伝統だったが、西洋から、鞭で叩いて従わせる牧畜民族の野蛮な習慣が輸入されてしまったので、禁止する法律を作った。
 その勘違いをして体罰肯定を説いて、その間違いをテレビで映画監督の大島渚に指摘されていた戸塚宏という人は、かつて自分が経営している塾で暴力沙汰をおこし死傷者を出してもほとんど開き直っていたうえ、前にテレビで教育問題について、「私だけが解り、私だけが解決できる。私の言うことだけに皆が従うだけでいい。従わない者は私が殴って従わせる。それですべて解決する」とふんぞり返って嘯いたので、同席していた大島渚が怒って「戸塚さん、あんた生意気だな」と言った。
 その後、彼はかつて刑務所にまで入る羽目になったのに、また自分の塾で同様の不祥事を起したのだが、結局、彼は持論の是非賛否とは別に、指導者としては力量不足であると繰り返し実証されたのだから、やっぱり器じゃない、才能が­無いってことだ。その自覚を持たないと駄目だ。
 これと同様の指導者が、学校にも職場にもいる。
 また、同じく「教師の信念がどうだろうと法律で決まっていることは守れ」という件で、体罰には甘いが、『君が代』斉唱で起立しなかったりすると厳しい。つまり道理や是非ではなく力関係の強弱がものをいう。そういう社会である。だから外国からも、日本はそう見られているのが現実だ。これでどれだけ損をしたり、尊敬されなかったりしたことか。
 
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Commented by Neutralizer at 2013-01-11 08:49 x
 どうも我々日本人は法律よりも習慣を重視して行動するきらいがありますね、その証拠がマスコミで憲法第21条と12条を堂々と違反する行為が後を絶たないではありませんか。
 『力が全て』それも目に見える力に頼っているのでは犯罪者を育てているのと同じです、いい加減その悪習慣を止めなければ我が国が世界大戦を引き起こすことになってしまいます。
Commented by at 2013-01-11 23:29 x
>体罰が法律で禁止されたのは明治時代である

どの本、法律に書いてありますか?
もちろん、法律の条文と、実態とは異なっていたでしょうけど。
Commented by e3 at 2013-01-12 01:23 x
明治以降の法律で今も生きているものと今は死んでいるものがあるけど、どちらも法令資料に掲載されてますよ。
体罰についてひどくなったのは昭和に入って軍国主義になってからです。
Commented by at 2013-01-13 23:31 x
明治以降の法律で、憲法が根本的に変わったはずの戦後の今でも有効なものが有るのですか?
江戸時代の法律にも有効なものが有るのでしょうか?
Commented by ruhiginoue at 2013-01-14 18:59
 法令資料を見れば、そういうことが全部わかりますね。
 国会図書館にあります。
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by ruhiginoue | 2013-01-10 19:27 | 司法 | Comments(5)