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by ruhiginoue

居眠り判事の可視化を

 ロシアの裁判所で、裁判官が法廷で居眠りをしたうえ被告人に禁固刑4年を言い渡し、この被告人には再審が認められ、裁判官は解雇処分、その後に上位裁判所が処分の取り消しを決定したため、試験を受けて合格すれば職場に復帰できることになったそうだ。
 この裁判官は、ロシア極東のブラゴベシチェンスク市裁判所のエフゲニー゠マフノー裁判官で、裁判の最中に明らかに居眠りしている姿が何度も目撃されていた。
 そして被告の弁護人が居眠りしているマフノー裁判官を撮影し、その動画をインターネット上に公開したことにより、全国的なスキャンダルに発展した。また、この動画は国営テレビでも放送されたという。
 これにマフノー氏は「私は居眠りなどしていません。目を閉じて聞いていただけです」と抗弁していた。
 さて日本の裁判所では、裁判官の居眠りはしょっちゅう目撃されてきた。特に、真ん中に座っている裁判長。左側の席にいる裁判官は、ただの立ち会いだから、話を聞いていない人が時々いる。そして下を向いていることがあると、それは自分が主任をつとめている他の裁判の判決文を書く「内職」をしている。右の主任が判決文を書くが、なのに裁判長の指示を受けていて、自分の判断ができないことがよくある。
 そんなことがよくあるから、法廷内は撮影と録音が禁止なのだろうが、建前は当事者のプライバシーと人権を守るためということになっている。あと、裁判官が暴言を吐いたり、法律を間違えたりする、ということも、たまにあるとの事情も考慮されているのだろう。
 今、警察の取り調べの可視化が議論されているが、裁判官の態度も可視化すべきだろう。G8に加わっている「先進国」の中で、日本とロシアは遅れていると批判されてきたが、すでに日本はロシア以下ということだ。

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by ruhiginoue | 2013-02-06 21:18 | 司法 | Comments(0)