井の中の蛙だった猪瀬直樹
2013年 05月 05日
猪瀬知事の発言によって、東京オリンピック招致は致命的と言われているけど、このさい、よく日本の政治家がやる「真意が伝わらなかった」という常套手段を用いたが通用しなかったのだった。
失言をマスコミのせいにする手あかの付いた手法だが、これに対して、報じた側のニューヨークタイムス紙から「日本語がわかる二人の記者がいて、猪瀬知事も通訳を付けていた。通訳の言ったことは録音してある」と反撃を受けてしまった猪瀬知事は、発言の事実を認めて謝罪した。
さすがニューヨークタイムスだけに、影響力があるうえ、日本のマスコミと違い甘くなかった。
猪瀬氏は、かつて出演していたテレビ番組での杜撰な取材を、作家で後に長野県知事となる田中康夫氏から批判されると、それに正面きって反論するのではなく、その批判を掲載したのが『朝日ジャーナル』だったことに目をつけ『週刊文春』にもちこみ、これに文春が飛びついたことを利用して『朝日vs文春』の図式にしたてたのだ。
これは姑息だと顰蹙を買った猪瀬氏だったが、売られた喧嘩から逃げることには成功した。こういうやりかたが今回は通用しなかったというわけで、それはやはりオリンピックがらみで外国の有力メデイアが相手だったからだ。つまり井の中の蛙だったことを露呈してしまった猪瀬ということだ。
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さすがニューヨークタイムスだけに、影響力があるうえ、日本のマスコミと違い甘くなかった。
猪瀬氏は、かつて出演していたテレビ番組での杜撰な取材を、作家で後に長野県知事となる田中康夫氏から批判されると、それに正面きって反論するのではなく、その批判を掲載したのが『朝日ジャーナル』だったことに目をつけ『週刊文春』にもちこみ、これに文春が飛びついたことを利用して『朝日vs文春』の図式にしたてたのだ。
これは姑息だと顰蹙を買った猪瀬氏だったが、売られた喧嘩から逃げることには成功した。こういうやりかたが今回は通用しなかったというわけで、それはやはりオリンピックがらみで外国の有力メデイアが相手だったからだ。つまり井の中の蛙だったことを露呈してしまった猪瀬ということだ。
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by ruhiginoue
| 2013-05-05 21:11
| 政治