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by ruhiginoue

片山さつきセンセイのお笑いホームレス飽食論

 前に、片山さつきセンセイのお笑い天賦人権論を書いたが、この人はまたまた勘違いの発言をしている。
 この人は、あるお笑い芸人が、病気で失業した母親を扶養せず生活保護を受けさせていると非難されたことに便乗し、福祉そのものを否定し、さらに人が生きる権利まで否定する発言をした。これは週刊誌に掲載されたもので、あまりの酷さに対談相手が怒ってしまったと話題である。
 この中で、片山さつき議員は、ホームレスが糖尿病になっていると言い出した。糖尿病は贅沢病というのは昔の錯覚と偏見で、今では否定されている。だから麻生副総理の、暴飲暴食で糖尿病という発言も問題になったのだが、なにより片山議員の、ホームレスが飽食という発想が滑稽だ。
 浮浪者が美味い料理屋に詳しいという場面が、黒澤明監督の映画『どてすかでん』や伊丹十三監督の『タンポポ』、映画化などもされている漫画『美味しんぼ』にある。
 これは、まず、「食通」「美食家」を自称する文化人たちの感覚が高級趣向とかブランド趣向であり、自分の味覚に正直でないと批判し、そんな人たちより残飯あさりをしているホームレスの人たちのほうが判断が公正だと皮肉っているのだ。
 それで、『美味しんぼ』では最初の話で、食通を気取る連中に一席ぶたせ、演芸評論家(明らかに山本益宏をコケにしている)とか作曲家(明らかに團伊久磨をコケにしている)らの言うことは当てにならないので、ホームレスに相談に行く。
 また、高級料理の食べ残しが多いため庶民より宿無しのほうがグルメになってしまったという意味でもあり、貧富の差への風刺となっている。
 それを勘違いし、ホームレスですら飽食だから日本はものすごい豊かなんだと言ってしまった元大蔵官僚の国会議員がいる、というわけだ。
 このように勘違いが得意な人だから、他にも変な発想をしている。
 もしも自分が官僚だったら、仕事で頑張って実績をつくり、昇進や昇給で同僚たちに差をつけて、胸を張ってやろうと思う。これは誰でもそうだろう。
 ところが片山さつき議員は、その週刊誌での発言で、自分は大蔵省に入ったと威張り、努力したからしない者たちと差があるべきだと言って、年収400万円の人とか生活保護の人を引き合いに出している。この滑稽な思いつきは、いったい、どこからどう出てくるのだろうか。まったく不可解だ

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by ruhiginoue | 2013-06-02 18:27 | 政治 | Comments(0)