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by ruhiginoue

キャサリン妃の盗撮とマスコミの姿勢

 英国ケンブリッジ公キャサリン妃のトップレス写真を隠し撮りした後マスコミに公表した疑いで、 25日、フランスの治安機関は、写真家を起訴したと、AFPが捜査関係者に近い筋の情報を引用して伝えた。
 これは、フランスの雑誌「Closer」が、昨年9月14日、キャサリン妃と彼女の女友達が南フランスで休暇を過ごしたさいの写真を掲載したとろこ、そのうちの何枚かには、トップレスの姿が写っていた、というもの。
  問題の写真家は、1985年生まれで、パリのある通信社の嘱託記者として働いていたとのことで、 本件により「プライバシーへの不法な侵害」として、6月に訴えられていた。

 これで思い出すのは、英国のダイアナ妃が室内で裸になっているところを、ある写真家が盗撮して問題になったことだ。英国の王室は、事実上、庶民からこのような興味の対象とされることに、最大の存在意義がある。そして問題が起きると、庶民はマスコミを批判する。けれど、マスコミは庶民に売れるから商売にしている。

 ただし、ジャーナリストの中には、売れて儲かる現実があっても、自分は裸の盗撮なんてしないという人がいた。これはある英国人の記者の発言だが、この件について、こう言ったそうだ。
 「私は、人の裸を盗撮しない。盗撮が違法行為だからではない。このような盗撮は人権侵害だからだ。なので、権力が不正を行っている事実を暴露するため他の手段が無かったら、それは人権を守るためなので、違法でも盗撮をする。そして、そのために刑務所に入る覚悟もしている」

 ジャーナリストなら、こうあるべきだろう。


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by ruhiginoue | 2013-07-28 22:40 | 国際