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by ruhiginoue

信じるに足る根拠に、勝手に友達という人では駄目に決まっているのだが

 よく、報道などで「信じるに足る相当の根拠」という問題になる。これは、結果として誤りだと判明したが、悪意によって嘘をついたのではなく、その時点では信じるに足る相当の根拠が存在した、ということで免責されるというものだ。
 これについて、色々と問題がある。例えば、後で冤罪だと解ったけれど、その時は警察が発表したのだから、それに基づいて誤った報道をしても、信じるに足る相当の根拠が存在したということにして良いのか、ということなど。
 それよりもっと程度が低い話によって、自分および業務関係には、困っている人たちがいる。それは、妄想に基づいて話をして回る者が一人いるためだ。この人は、ちょっと仕事で関わったというだけで、勝手に友達だと言いふらす。特に、打ち合わせのさいの飲食で、経費にするとか好意とかで、支払いをこちら持ちにするという、よくあることがされると、それをおごられたと受け取ったうえ友情によるものだと勝手に解釈してしまい、だから親友になったとまで言う。
 そして、親しいから特別に知っているという体裁をとって嘘とか悪口を言いふらす。当人はそんなつもりではなく、自分で自分を持ち上げるために嘘をつき、そのさい他人を引き合いに出すから、この結果、嘘による悪口となる。具体的には、自分から仕事をくださいと頼んでおいて、それならと仕方なく仕事を回してやったら、仕事の出来栄えがあまりよくないうえ、頼まれたから仕事してやったのに報酬が少ないと話を逆にして言いふらしたり、もらったお金をもらってないと言いふらしたりする。あるいは、他人の仕事について、自分が紹介してやったと嘘を言いふらす。
 それでみんな怒ってしまい、関係は途絶するのだが、そのあと、嘘を真に受けてしまった人に、訂正を求めなければならなかったり、場合によっては抗議しなければならないこともあったり、とても面倒なことになる。
 すると、貴方と大変に親しい人が大真面目に言うのだから、信じてしまっても仕方ないという弁解や反論をされてしまうことがある。こうなってしまうのは、嘘が自己暗示にもなっているので、吐いている当人が嘘だと思っていないから、言われたほうは騙されてしまうのだ。
 実は、これで迷惑している自分も、騙されかけたことがある。あるときは、仕事関係でお互いに知っている女性と交際していると言うから、何時の間にそうなったのかと驚いたけど実は嘘だったり、またあるときは、他の女性でこちらとは面識は無いが知ってはいる女性と結婚すると言うので驚いたが実は嘘だったり、ということがあって、嘘を吐いている当人は自己暗示によって信じ込んでいるから、真顔で話す。だからそうなのかと思ってしまう。そして、しばらくしたら本当のことが判る。しかも、彼はその自己暗示によって女性にセクハラとストーカーに及んだことまである。
 これでもって、信じるに足る相当な根拠が存在するといわれては、誰だってたまらない。滑稽ではあるが、笑ってばかりもいられない。このような困った人と少しでも関わってしまうと、本当に大変である。


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by ruhiginoue | 2013-11-19 23:21 | 司法