雪と選挙の思い出
2014年 02月 09日
雪のため、都知事選挙の出足が良くないようだ。こうなると組織票が強い。ハインラインのSF小説『もしこのまま続けば』に描かれている、宗教が支配する未来を連想する。
ところで、雪と選挙には思い出がある。大学の先輩で、たまにしか通学しておらず結局は中退してしまった人がいた。この人と自分は違って四年目は余裕たっぷりで卒業だった。そういう違いも影響したかもしれない。それにしてもひどい話だった。
この人は市民運動に関与していて、後に仲間たちとともに都議会議員選挙に立候補して落選したが、これをきっかけに、その人および仲間たちには愛想が尽きて絶交した。駅前で「通勤する労働者たちに訴える」と言って早朝に集合ということだったが、協力を求められて、政策や理念に共感する部分があったから、早起きして駅前に行ったら、誰もいない。雪がチラついていて、寒い。そんな中、早起きして出向いたのに。
その人たちが普段から批判や悪口を言っている自民党と共産党の運動員たちが来ていて、寒い中でも熱心にビラを配ったり、ハンドマイクで声をあげたりして、熱心に訴えていた。
なのに、こちらの仲間はどうして誰も来ないのか。自分が時と場を間違えたかと思ったが、そうではなかった。雪だったから。交通が混乱するほどではなかったのだが。通勤する労働者に訴えると言って、ちょっと天候がよくないから中止とは呆れた。もしも労働者が、無断欠勤してそんなことを言ったら、解雇されるだけでなく頭の構造を疑われもするだろう。でも、それが当然ということで、なぜかと訊ねたら「バカ」と言われてしまった。
「バカだなあ。いいかい、我々は思想的エリートなんだ」
バカなのは親のすねかじりで運動ごっこしていい気になっているアンタたちだよ、と言って絶交したのだった。
このお仲間の一人で、例外的に真面目で人望があるため当選して都議を務めたあと世田谷区長選挙に立候補したが落選したという女性がいる。豪徳寺界隈の人なら誰かわかるだろう。彼女も、そうしたお仲間に愛想が尽きたらしく、離れて自分の周囲の人たちと運動を始めたと聞いた。
このようなことが昔あったと、雪で思い出した。今回の都知事選で、脱原発が最優先だから住民福祉その他の都政なんてどうでもいいという態度の左翼の運動屋と文化人たちがいたけど、それは、あの親のすねかじりたちの系統なのだろう。
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ところで、雪と選挙には思い出がある。大学の先輩で、たまにしか通学しておらず結局は中退してしまった人がいた。この人と自分は違って四年目は余裕たっぷりで卒業だった。そういう違いも影響したかもしれない。それにしてもひどい話だった。
この人は市民運動に関与していて、後に仲間たちとともに都議会議員選挙に立候補して落選したが、これをきっかけに、その人および仲間たちには愛想が尽きて絶交した。駅前で「通勤する労働者たちに訴える」と言って早朝に集合ということだったが、協力を求められて、政策や理念に共感する部分があったから、早起きして駅前に行ったら、誰もいない。雪がチラついていて、寒い。そんな中、早起きして出向いたのに。
その人たちが普段から批判や悪口を言っている自民党と共産党の運動員たちが来ていて、寒い中でも熱心にビラを配ったり、ハンドマイクで声をあげたりして、熱心に訴えていた。
なのに、こちらの仲間はどうして誰も来ないのか。自分が時と場を間違えたかと思ったが、そうではなかった。雪だったから。交通が混乱するほどではなかったのだが。通勤する労働者に訴えると言って、ちょっと天候がよくないから中止とは呆れた。もしも労働者が、無断欠勤してそんなことを言ったら、解雇されるだけでなく頭の構造を疑われもするだろう。でも、それが当然ということで、なぜかと訊ねたら「バカ」と言われてしまった。
「バカだなあ。いいかい、我々は思想的エリートなんだ」
バカなのは親のすねかじりで運動ごっこしていい気になっているアンタたちだよ、と言って絶交したのだった。
このお仲間の一人で、例外的に真面目で人望があるため当選して都議を務めたあと世田谷区長選挙に立候補したが落選したという女性がいる。豪徳寺界隈の人なら誰かわかるだろう。彼女も、そうしたお仲間に愛想が尽きたらしく、離れて自分の周囲の人たちと運動を始めたと聞いた。
このようなことが昔あったと、雪で思い出した。今回の都知事選で、脱原発が最優先だから住民福祉その他の都政なんてどうでもいいという態度の左翼の運動屋と文化人たちがいたけど、それは、あの親のすねかじりたちの系統なのだろう。
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by ruhiginoue
| 2014-02-09 18:04
| 政治