佐村河内守とデビッドボウイとエレファントマンと金閣寺
2014年 03月 07日
今日の東京の天候は、晴れていたのにしばらくしたら黒雲が出てきて、これが空を覆いきっていないから日の光で明るい部分もありながらなんと雪が降ってくるという奇妙さだった。
また、急な書類作成に手間を取られていて、やっと食事というとき電話がかかってきて空腹をこらえながらの対応だった。やっと落ち着いたところへ記事を書いた雑誌が届き、仕上がりを確認する。このところ裏方の仕事が連続しているが、手堅く稼げるので実は嬉しい。
ところで、あの佐村河内守の記者会見があったが、裏方の人と非難の応酬が興味深かった。これは表方の人が楽しみすぎたので裏方が裏方に徹しきれなかったのではないかと考えている。
かつて大島渚が『戦場のメリークリスマス』の出演の交渉をしにニューヨークまで赴いたのは、デビッドボウイがブロードウェイの舞台に出演していたからで、これを観た大島はボウイを歌手としか思っていなかったので、演技が上手すぎると驚いたそうだが、この好評だった『エレファントマン』を演じるにあたり、障害に対し安っぽい同情をする人たちを冷笑していたという解釈だったとボウイは言っていた。彼は日本の小説で三島由紀夫をよく読んだと言っていたから、おそらく『金閣寺』の影響だろう。
これと同じように、佐村河内守も、地味な音楽大学の講師の曲を売ってやるということとともに、安っぽい同情を加えた評価をする人たちを冷笑して楽しんでいたのではないだろうか。
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また、急な書類作成に手間を取られていて、やっと食事というとき電話がかかってきて空腹をこらえながらの対応だった。やっと落ち着いたところへ記事を書いた雑誌が届き、仕上がりを確認する。このところ裏方の仕事が連続しているが、手堅く稼げるので実は嬉しい。
ところで、あの佐村河内守の記者会見があったが、裏方の人と非難の応酬が興味深かった。これは表方の人が楽しみすぎたので裏方が裏方に徹しきれなかったのではないかと考えている。
かつて大島渚が『戦場のメリークリスマス』の出演の交渉をしにニューヨークまで赴いたのは、デビッドボウイがブロードウェイの舞台に出演していたからで、これを観た大島はボウイを歌手としか思っていなかったので、演技が上手すぎると驚いたそうだが、この好評だった『エレファントマン』を演じるにあたり、障害に対し安っぽい同情をする人たちを冷笑していたという解釈だったとボウイは言っていた。彼は日本の小説で三島由紀夫をよく読んだと言っていたから、おそらく『金閣寺』の影響だろう。
これと同じように、佐村河内守も、地味な音楽大学の講師の曲を売ってやるということとともに、安っぽい同情を加えた評価をする人たちを冷笑して楽しんでいたのではないだろうか。
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by ruhiginoue
| 2014-03-07 23:08
| 音楽