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by ruhiginoue

昔は日本の左派が嫌韓で右派は親韓だったが

 今、日本と韓国の間で、伊藤博文を殺した男のことを、「テロリストだ」、「英雄だ」、と言い争っているけど、そういう揉め事にならないよう予め札の肖像を変えたらしい、と札を変えた当時に言われていたもので、それは、韓国の軍事政権が日本に援助を求めたからで、反共で野合した「日韓癒着」の産物であると、当時は日本の左派が批判していた。
 ところが、それから月日が経過して、かつて千円札が伊藤博文だったということを知らない人もいるくらいだから、あれは自民党政権が韓国に配慮したからだという話なんて知らない人もいる。
 これを知らない人がいるのは日本だけでなく韓国も同様で、学生のとき一緒にバイトしていた韓国人留学生も、話したら「なるほど、ありそうなことだ」と言っていた。実はその話題になったのは韓国人留学生が「千円は何ウォンか」というさい「なつゅめ漱石」と発音するから「なつめ」だと言っても「つ」を「ちゅ」と発音してしまう。発音の癖なら日本人も「ビビンバ」なんて言ってしまうからお互い様なのだが。
 それで、かつては日本の左派が韓国を嫌っていて、例えば『日刊ゲンダイ』などが警察国家の韓国などと非難する一方で、『週刊文春』などは北朝鮮から韓国に亡命した人が韓国は素晴らしい国だと称えているという記事を執拗に掲載していたのだが、それも今は昔となり、日韓で右派同士が罵り合っているのだから、光陰矢のごとしである。




 当時、その韓国人の留学生に教わったキム・ミンギの歌『朝露』(아침이슬)。
 映像は1987年6月民主化闘争で催涙弾の犠牲になった延世大学生の学生の学内での永­訣式の様子で、葬列のなかに後に大統領になった金泳三と金大中が並んで参列している姿が。

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by ruhiginoue | 2014-04-05 23:18 | 国際