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by ruhiginoue

悪い本を批判するより良い本を買おう

 書店に、偏狭な排外主義や下品な民族差別を煽る本が置いてあり、それらが複数の出版社から寄せられ特集コーナーとなって店頭に平積みされている。どれも様々な版元から寄せられているにしては似たり寄ったりの狭い視野で、まるで右翼コミケという様相である。
 これを見て不愉快になるという人たちが書店を非難しているが、文句を言うなら店ではなく出版社にするべきだ。 書店は依託販売なので、問屋の店への口出しが強く、その問屋の株を大手出版社がもっていたりもするから、置きたくない本を店が押し付けらることも多い。

 もともと書店は、商品の仕入れが買い取りではないことにより、資金が少なくても開業しやすく、また比較的自由に商品も選べるから、品揃えにこだわりをもって個人経営する者たちがいたのだけれど、意に添わない商品を押し付けられてしまい、嫌になって廃業した店主もいたのだった。
 そうした本には、まずエロ本があったが、それと同様なのがヘイト本と言われているものだ。これは民族や人種への憎悪を煽ることで劣情を刺激するものだから、エロ本やゴシップ・スキャンダルと同じようなものである。
 
 こうした商品は、いちおう売れるうえ低コストだから、信念でやっている人はごく一部であり、ほとんどは、やりたくないけど不景気だから仕方なくというのが実態である。
 だから、文句を言うなら書店ではなく出版社に、だけど、それ以上にするべきなのは、みんなで良い本を積極的に買うことだ。そうすることで自分の観る眼を養いながら、良質な商品が売れるようにする。良い本だったら、出版社と著者に励ましの葉書を出すのも効果的である。

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Commented by ケーキイーター at 2014-04-22 22:26 x
励ましのハガキですか。私ゃ昔から文章書くのは苦手だったからな…。喋るのも苦手だけれど…。ラブレターを書いたことも無かったし…。
Commented by 次郎くん at 2014-04-23 13:30 x
>主宰者様の仰る通りでございます。お金のない方々は散歩がてらにブック何とかに行かれるとか、ネットのjahu:などでも、往年の名著ばかりでなくて、それなりの権威が書いた学術書が二束三文の破格値で時々売られてます。昔、占い師の細木数子が、某書店や某楽天で安岡正篤先生のハードカヴァー美品本が一冊100円でも在庫が沢山残っていたのを知って「今の世の中は悪くなった」と嘆いてましたことが印象に残っております。
Commented by ケーキイーター at 2014-04-23 19:27 x
こう書けばいいのかな。「角川書店様。『悪魔の飽食』をずーっと出版し続けてください」とか「世論時報様。映画評論家な方の裁判体験記が良いです」とか。
Commented by ruhiginoue at 2014-04-23 22:28
 安岡正篤は美化されすぎとも言われてます。佐高信が「もういいよ安岡」という一文を書いてましたが、同感する人は多い。「もういいよ」は佐高自信も言われていますが。

 出版社は、大きいと感想やアンケ用の葉書が付いていて、送料受け取り人払いとなっていますが、大きくないと自分で切手を貼らないといけない葉書で、小さいと何も付いていません。
 でも、エコー葉書でも年賀状の余りでもいいから、ただ「この本が良かった」というだけで影響はあります。
Commented by ケーキイーター at 2014-04-24 12:09 x
私かなりシャイシャイな人間だからな…。
ところで、コールド・ブラッド・ジョーが現代に実在したりしたら…。なーんて…。
Commented by ruhiginoue at 2014-04-24 19:57
 そういう人は匿名で良いのです。
 
 カポーティの「冷血」のほうは実話でした。
Commented by 白田川 一 at 2014-04-29 14:15 x
  それを言うなら、フェミニズム関連の書籍こそ最も性質が悪い。「男=悪」という公式を植え付けさせて、女子の不良化を促進させたりする、とんでもない【悪書】でしかない。

  都会へ行くと白ポストなるものがあるが、そういう女尊男卑の悪書を処分するためにあるようなものだ。週刊誌も風評被害の元凶をまき散らす【悪書】なので、本来ならばフェミ関連書籍と共に【発禁処分】となるべきものがある。
by ruhiginoue | 2014-04-22 19:56 | 社会 | Comments(7)