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by ruhiginoue

「美味しんぼ」の鼻血は何も問題がない

 『美味しんぼ』で、福島へ調査に行ったら鼻血が出たという場面があり、そこにいる人たちには、そういうことがよくあるという話を取材に基づいて紹介したところ、非難する人たちがいる。
 この話について、諸説あることは先日に述べたとおりだが、そもそもこの漫画は劇作品であることを忘れてはいけない。物語のなかで、汚染地域にいると鼻血が出た事実があって、それについて医師に相談すると、汚染の程度と他の症状と併せて考えれば原因とは言えないと回答される場面もある。
 そして、事実は確かにあり、その原因は他にあるかもしれず、何か間接的な影響なのかもしれない、というように登場人物たちが真実を探求していく過程が描かれている物語である。
 
 これで思い出すのが、『橋のない川』の映画化のさいに苦情があったことだ。
 この小説は差別の問題を正面から取り上げた歴史小説だが、この映画化のさい、差別を受けた当事者として撤廃の運動をしている人たちに相談したところ、差別されて泣く人の場面に文句をつけ、ここは威勢よく抗議するように描かないと駄目だと言い出した。
 しかしこれは、差別された人が、最初は訳が分からず泣いていたけれど、その後に差別の理不尽さ不当さに気づき、毅然とするようになるという物語だ。そう説明しなければならなかった。
 なんでこんなことを説明しないといけないのかと、監督などは思ったそうだが、現実にある題材を取り上げると、物語に描かれることを、途中のことまで結論と受け取ってしまう人がいる、というわけだ。
 
 提示された事実と、それについて考える過程は、結論ではないし、物語は結論を訴えて同意を求めるものではなく、真実を追及する人の生き方に共感を求めるものだ。
 
 
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Commented by 次郎くん at 2014-05-01 12:19 x
>主宰者様、皆様、
現代人の大半が罹患している「死に至る病」の大半は、原発爆発が原因でもなくて、まして放射能汚染などではないと結論づけても良いと思うのです。参考資料として
「誰も書けなかった戦争の現実」なる著作から鑑みますに、フツーの社会常識では考えられない、タニンサマに語るにはハズカシートコロにデキるビョーキに関しましては、「放射能のせいだ」と断言して構わないのではないでしょうか!!全国「精神病者」グループの皆様や・笠陽一郎先生でさえも「満場一致」で「それは放射能と関係ないでしょ」と碌に調査もしない珍奇な名前のビョーキに限ってです。

ただ放射能に限っては「個体格差」が大きすぎる影響を持っていますから「放射能が怪しい」と思って原発から遠くに避難する人々を止める権利は、誰にもないということです。
Commented by ruhiginoue at 2014-05-01 23:38
 漫画に文句を言うより、きちんとした対策を講じていない政府に批判をするべきですよね。
 それを政府が強引に丸め込もうとするから、漫画にまで神経を使ってしまうということです。
Commented by 次郎くん at 2014-05-02 00:06 x
主宰者様の仰る通りです。少なくともインド医学ことアーユルヴェーダやヴェーダーンタに詳しい存在なのに、現在のところ率先して教えない安倍政権はクビです。カルヴァンクーリッジ元アメリカ大統領とか、グルジェフの孫弟子であるブッシュ前大統領とは月とスッポンの存在です。

在日インド人の人々の放射能への対応は(情報源として、全国「精神病者」グループの皆様方の情報は参考になりました)、アーユルヴェーダに未熟なインドの人々は2011・3.11直後に出国して二度とは戻ってこず、ある程度習熟した人々は現在でも日本にとどまり続けてます。

結論:税金寄生虫の山下俊一一味は、藪医者の商売上手でしかないので即刻クビが一番です。
Commented by ruhiginoue at 2014-05-03 23:28
 局部的に患部を見て、現象としての症状しか見ない、近代医学にも、根本的に欠陥がありますね。
Commented by ケーキイーター at 2014-05-04 13:47 x
 お師匠さんが今書いたことって、「あれ。自分にも当てはまるんじゃないかな」と思っているんだけど。
 これ…。医学だけに当てはまる話じゃなさそう。
Commented by ruhiginoue at 2014-05-05 12:53
 例えば、心配事があれば免疫機能が低下して風邪をひきやすくなるなるけど、心配をかけさせた方は、自分が風邪をうつしたのではなく、勝手にひいたと言います。
 こういうことがあるので、大変なのです。
by ruhiginoue | 2014-04-30 22:41 | 社会 | Comments(6)