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by ruhiginoue

渡辺淳一の死去について

 小説家の渡辺淳一氏が80歳で死去したそうだ。

 この人には自分のことと関連して感慨深いものがある。先日、このブログで野口英世を問題にしたが、実は野口英世は医学者としての実績が無く、私生活では風俗や賭博が大好きな浪費家であったことを、彼が『遠い落日』で本格的に描いたのだった。

 また、彼は 札幌医大卒業後、同大の講師をしていたが、和田寿郎教授による心臓移植事件を批判したことがきっかけで辞職したという。そして、もともと小説が好きで学生時代から同人誌を発行していたことから、専業作家を目指して上京し、事件を題材にした『小説心臓移植』(後に「白い宴」と改題)を発表して話題となった。

 これについて、医学の問題を患者側と医師側の両方から同時に追及した『ねじれ 医療の光と影を超えて』の著者である志治美世子氏に訊いたら、彼はそう言うけど、もともと彼は『失楽園』を書いているのが相応しい人だと言っていた。

 この札幌医科大学は、略して「札医大」と言われているが「殺意大」とも言われていて、人体実験の殺人で告発された和田心臓移植の他に、お粗末な形成外科で被害を出していると医学界で批判されており、そこの出身者が防衛医大の伊藤嘉恭講師だった。この辺は拙書『防衛医大の場合は ドキュメント医療裁判』で述べた通りである。
 
 それはともかく、渡辺淳一氏は、医学の解説をするさい、文章の表現はとても上手で、これだけは多くの人の見解が一致しているはずだ。

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Commented by ケーキイーター at 2014-05-06 17:47 x
 渡辺氏の本を読んだことはないのですが。「神聖化」するという行為で「生贄」にされた人は野口英世や歴代天皇達だけじゃないよね。偉人伝のネタにされた人達本人にとっては、さぞ迷惑だったでしょうね。
Commented at 2014-05-06 17:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ruhiginoue at 2014-05-07 23:10
 偉人伝で美化されても当人は死んでいるから、迷惑なのは子供のようですね。
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by ruhiginoue | 2014-05-05 22:11 | 社会 | Comments(3)