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by ruhiginoue

自衛隊が警察に責任転嫁

 昨日の話の続きになるが、防衛医大の講師がトンデモ発言をし、これを国の代理人である弁護士が制止しないどころか強調した件で、どうしてこんな人たちがそれなりの地位にいるのか疑問だと述べたが、その答えとして、そういう人は思考力が乏しいので、上から指図されたことを考えずに忠実に実行しようとするから、組織の上層部としては好都合であるらしい。
 そして、思考力が乏しいから実行力も欠如していて、それで部下に押し付け、そんなものは議論してないし納得いかない、ということであるから失敗して当然で、その責任は部下に押し付けたり他に転嫁する、というわけだ。
 その防衛医大の講師の上司は、防衛医大の中では威張っていたけれど、学会で東大の教授から、あの手術は何だと指摘され、やったのは自分ではなく部下だと言って呆れられたそうだ。
 しかし、もっと凄いのが裁判での責任転嫁であった、東大教授の指摘に対し、自分の手術は間違っていないと言う防衛医大講師。序列が封建的な医学界で、講師の身で教授に逆う蛮勇のうえ、間違っていないのだから、後から回復の手術をした警察病院が原因かもしれないと言い出した。
 では、裁判所から警察病院に調査嘱託しようということになったが、防衛医大は賛成しなかった。自衛隊の病院が警察の病院に責任転嫁したのだから、そんな話はこれ以上できない。
 そして防衛医大が敗訴したうえ、その講師の言い分は判決の中で一つも認められないという結果だったのだが、公的機関はメンツにかけて控訴するのが通常なのに、判決を受容れて控訴しないと通告してきた。控訴したら、警察病院に責任転嫁した件が問われるだろうから、裁判で自衛隊と警察の対立となってしまう。それは避けないといけなかったのだろう。
 ここまでやりすぎるのは稀な例だが、とことん責任転嫁するのがお上の側にいる人にとっては普通なので、原発事故で漫画の鼻血が悪いとか片っ端から他所のせいにする様子を見ても、いまさら驚きはしない。強い刺激に慣れてしまったのだ。
 
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by ruhiginoue | 2014-05-12 22:06 | 政治 | Comments(0)