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by ruhiginoue

親の命名権と改名裁判

 先日、暴力事件の新聞記事が、事件そのものではなく、逮捕された人の名前で話題になってしまった。その20歳の男性の名前が「まじ」で、「◯じ」という男性名はよくあるけれど、この人は「本気」と書いて「まじ」だった。
 若い人だから、最近よく言う「キラキラネーム」ということになるのだろうが、ただ、これに限らず、昔から何か事件があると、それを起こした人が珍名であることが時々あり、そして、子供の頃から名前でからかわれたり虐められたりの毎日だったためひねくれていた、ということも同時に報道された例は、過去に何度もある。
 それで、親の命名権が問題になるが、虐めに遭って名前を変えようと家庭裁判所に訴えても、却下されることが多く、そのさい、名前自体が悪いのではないというのだが、からかったり虐めたりする者が悪い、というならまだしも、気にするのが悪いという例が目立つ。
 他にも家庭裁判所では、家庭内暴力の訴えに対して、我慢すればいいと言い放つことが珍しくない。
 もともと、一般社会で思いやりの無い人が、他人事には何でも「気にしなければいい」で済ませるが、裁判でもこの調子ということだ。これでは、勉強とか試験とか修習の必要がないだろう。

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by ruhiginoue | 2014-05-21 23:25 | 司法