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by ruhiginoue

ディズニーとジブリとソ連の雪の女王

 大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王」の興行収入が198億円を突破し、「ハウルの動く城」の196億円と「もののけ姫」の193億円のジブリ2作品を抜き、日本歴代興収4位に浮上したそうだ。

 「アナと雪の女王」はミュージカル仕立てのうえ、もとの話とは大きく異なっているが、それに比べると忠実な映画化のソ連製のアニメ「雪の女王」を思い出した。CGもなく古典的手法で、凄い技術と完成度だった。

 このソ連製アニメ化は、宮崎駿が絶賛しながらパクっていた。「太陽の王子ホルスの大冒険」が氷の悪魔と闘う話で、そのデザインは雪の女王と酷似しているし、ソ連の「雪の女王」はスターリン批判の時期に製作されたので、その政治的背景から、近代化で人情が失われる社会を寓話にしており、これを「ホルス」が模倣し、アイヌの集落をモデルにしている。

 また、笑ってしまったのはテレビ連続アニメ(劇場版も作られた)「母をたずねて三千里」で、主人公のマルコが旅しているうちに、乗っていたロバかラバが力つきて倒れてしまう場面だ。
 主人公は泣きながら、自分はどうしても急いで行かなければならないからと置き去りにする。これは「雪の女王」で、乗っていたトナカイが力つきてしまう場面と全く同じだった。
 
 このソ連製「雪の女王」をテレビで観て、小学生だったが緻密さが印象に残っていたところ、それで「母をたずねて三千里」を家族がテレビを見て泣いているのに、自分だけつい笑ってしまったので、誤解を受けてしまった。
 そんな記憶がよみがえったのだった。




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Commented by ケーキイーター at 2014-05-26 22:00 x
 正確に言えば 『母をたずねて三千里』の監督は高畑さんの方だけど。宮崎さんはパクリというか、引用の達人だな。『雪の女王』は実は私は未見。
Commented by ruhiginoue at 2014-05-27 02:08
 そうでした。高畑勳監督と宮崎駿による場面設定でした。「ホルス」と同じです。
 それで調べたら、「ロバよ死なないで」というエピソードなのでラバではありませんでした。
 トナカイ(でいいと、こちらは思います)と両方観ると、可笑しいほど似ています。
 youtubeにありましたので、貼りました。ただしロシア語です。話は周知なので物語はわかります。映像だけでも堪能できます。
 雪の女王が「ホルス」の氷の悪魔に影響しているのがわかります。また、トナカイが力つきる場面と「母をたずねて三千里」のロバが倒れる場面はほとんど同じセリフを言ってます。
Commented by ケーキイーター at 2014-05-29 06:47 x
 お師匠さん、ありがとう。長年の夢が叶いました。
 
Commented by ruhiginoue at 2014-05-29 12:36
 どういたしまして。劇中では「ありがとう」ではなく「スパシーバ」と何度も言ってますね。
 
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by ruhiginoue | 2014-05-26 19:48 | 映画 | Comments(4)