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by ruhiginoue

集団的自衛権で防衛省はホームページの書き換え

 防衛省のホームページから、集団的自衛権についての記述が削除されてしまったそうだ。
 次のように、今日の午前中までは書かれていた。

(4)集団的自衛権
国際法上、国家は、集団的自衛権、すなわち、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利を有しているとされています。わが国が、国際法上、このような集団的自衛権を有していることは、主権国家である以上当然です。しかしながら、憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、わが国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものであり、他国に加えられた武力攻撃を実力をもって阻止することを内容とする集団的自衛権の行使は、これを超えるものであって、憲法上許されないと考えています。

 つまり、必要最小限の範囲を超えてしまうということだったが、それを勝手に閣議決定で変えてしまった安倍内閣に迎合し、広報の内容も書き換えてしまったというわけだ。 
 こういうことを政府や行政がしないように、司法が監査の機能を発揮するものだが、絶対に無理だという現実の証明がある。

 それは、今まで追及してきた司法の不正だ。防衛医大の訴訟代理人であった銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士は、医学的な見地からは絶対に勝訴できないので捏造による迫害を患者に行ってきた。
 その延長で、全く別件で無関係の依頼人から業務に苦情があると、訴訟で敵対してきた患者が依頼人に成り済まして嘘をついていると、事務所のホームページに書いた。
 詳しくはこちらを参照

 これが名誉毀損で訴えられたら、あとからホームページを書き換えたうえ、田中弁護士はもと高裁判事であり、退官後も政府関係の仕事をしているのでヨロシクといい、これに裁判官も応じて、後から書き換えたが、もともとこう書くつもりだったらしいから良いという荒唐無稽な判決だった。

 また、田中清弁護士が所属する東京弁護士会および日本弁護士会は、証拠も理由もないけれど、なにがなんでも田中弁護士は悪くなく、批判している市民が悪いという文書を公式に発行した。弁護士を批判することは犯罪であるとまで書いた。しかし具体的にどう悪いのか、なにも無かった。

 まったく、政府が政府なら、裁判所も裁判所、そして弁護士会も弁護士会で、同じ穴のムジナである。弁護士会は表向き政府を批判しているが、裏では権力に追従し、政府や行政を追及している市民に迫害を加えている。
 あの宇都宮弁護士が日弁連の会長だったとき、少しは改善しそうになったが、そのあとはダメである。一部の弁護士が頑張っても、権勢に媚びる弁護士が相当の勢力をもっているためである。
 だから弁護士会に期待などしてはいけない。

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by ruhiginoue | 2014-07-07 20:54 | 司法