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by ruhiginoue

仁義なき戦いと広島と原爆

 『仁義なき戦い』のために広島弁が実際と異なる怖い印象になった話を先日した。

 『仁義なき戦い』は、それまでの任侠映画とは違い、ヤクザの抗争はしょせん私利私欲であることを暴きだしている。
 そのうえ、凶暴に息巻いていたヤクザたちも司法によってあっさり一網打尽にされてしまい、懲役を食らうと「割の悪い戦いをした」と菅原文太が残念がったり、「これからは政治結社でもするしかない」と小林明が言い出したりで、国家権力に比べるとヤクザなんて全体的にチンピラであることが描かれている。
 そして、仁義なき戦いをしている最たるのが国家権力であり、その結果こういうことになると言わんばかりに、舞台となった広島の原爆ドームを写してみせる。すごい辛辣な風刺であった。
 だから、8月6日になると原爆関係の映画を思い出す人が多いけれど、そのさい『仁義なき戦い』も必ず思い出すのだった。
 

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by ruhiginoue | 2014-08-06 09:25 | 社会 | Comments(0)