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by ruhiginoue

「おい、小池!」と指名手配ポスターの問題

 「おい、小池!」というキャッチコピー入りの手配ポスターで知られる事件は、その犯人とされる小池という人が死亡していたことで幕となった。警察が探していたものの見つからないでいるうちに病死していたわけだが、風貌がすっかり変わっていて、ポスターの写真とは大違いだったという。
 しかし、せっかく印象的なポスターを作ったのに、という言い方もされているけれど、これが良くなかったと考えることもできる。なぜなら、そのポスターはコピーばかり心象に残って、事件や被疑者の顔が記憶にないという人が少なくないからだ。中には、志村けんのギャグ「コイケ!」を連想してしまった人もいる。これではダメだろう。
 
 この「コイケ!」という志村けんのギャグは無意味さが可笑しいものだが、実は意味があって、そのギャグをやっているテレビ番組で働いている人の姓だった。後で放送中に紹介され姿が出たこともあるこの人は新米であるためこき使われて、スタジオ内に「小池!」と呼びつけられる声がしょっちゅぅ響いていたことをからかったものだった。
 しかし、この影響で同じ姓の子供が学校でからかわれたりイジメられたりしたこともあったそうで、新聞のテレビ欄の投書に小池という人からの、「同じ姓の人の迷惑も考えて欲しい」という抗議が掲載されたこともあった。

 これと同様に、指名手配のほうも、同じ姓の人が「おい、小池!」とからかわれたり、子供なら学校でイジメられたりしたことだろう。しかし、TV局とちがって警察が相手では抗議も難しい。新聞に投書しても、なかなか掲載してもらえないはずだ。

 もともと指名手配は、ただ探しているというだけではなく、いかにも凶悪そうに印象づけるポスターとなっているため、不適切ではないかと疑問を呈する人が昔からいたのだ。
 ところが、そうしたポスターの掲示を警官に依頼されたら断わりにくい。自宅の塀とか店頭に貼るよう言われ「裁判で有罪になっていないのに犯人と決めけつけるポスターを貼ることはできない」と、ごく当たり前のことを説明して掲示を断ったら、そのあと警官から「警察に協力しない者だ」と嫌がらせをされたという人もいた。

 だから、「おい小池!」も、それ以外も、指名手配のポスターは問題だらけなのだ。   

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Commented by 次郎くん at 2014-09-02 08:03 x
現在、小池晃氏なる「日本共産党関係者」と、山中幸男氏なる「救援連絡関係者」が、マスコミのでっち上げ袋叩きで苦境なのですが、これは「アンタたちの自己責任、自業自得、高い授業料だったね」と放置プレイに徹する態度が上策というものです。

何せ、もう20年近くをも前の出来事になるのですが、医師の笠陽一郎先生から、直接間接の知人たちや部下たちの電信電話文書を通じての何度もの用心するように警告を受けていたのに「それはアナタの被害妄想ですよ、仕事に差しさわりが出るから辞めてもらえませんか、人と人の間に人間不信を植え付ける工作はいい加減にしてください」などと、脳内お花畑丸出しの、根拠なき楽観論に浸りきった連中です。現場を踏んでいるプロの警告が聞けない連中に、安易な同情などしていてはこちらまで身の破滅になってしまいます。
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by ruhiginoue | 2014-08-30 23:42 | 司法 | Comments(1)