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by ruhiginoue

ブログの名誉毀損裁判、もう一件

 ブログに嘘を書かれたので訴えた事件が、もう一件ある。
 こちらは和解ではなく、公開の裁判で判決となった。過日、弁論の期日をこのブログで告知したところ、読んだ方が東京地裁立川支部に傍聴に来てくれた。

 この判決が昨日26日に言い渡しとなった。
 被告に20万円の賠償命令だった。その理由は、要約すると以下のとおり。

 被告が提出した証拠は、内容的に無関係であったり、入手の経緯などが不可解で採用できない。
 被告側の証人は、不自然としか言いようのない内容を述べるなどしているうえ、証人は自らが精神障害者であると自認しており、法廷で原告から書類の写しを引ったくって破るなど証言の態度が正常ではなかったから、信用できない。
 被告は、「事実」を知ったという時から約3年も経過してから突然に自らのブログに記載しており、その間、原告・井上静に対して確認や抗議を一切していない。
被告が自身のブログに掲載した「井上静氏」についての記述は、被告の思い込みでしかなかった。

 以上のように、原告の主張を大筋では全て認める判決だった。原告は本人訴訟で、被告は弁護士を付けていたのだが、原告の勝訴である。
 ただ、名誉毀損を書かれたのが雑誌や新聞ではなく個人のブログであったから、影響力が乏しく損害も微々たるものなので、賠償金額が少なかった。

 被告は、問題の証人を親友だと思っていたから信じたらしいが、今回の件で交友関係を考え直して欲しい。




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Commented by その他のケース at 2014-09-28 23:56 x
慰安婦問題に詳しい中央大学教授の吉見氏が、デタラメを広めているといわれたことに対し、国会議員を名誉棄損で訴えています。同じことを大阪市長の橋下氏が言ったのですが、彼は名誉棄損のことを知ると、謝罪のFAXを送ってきたとのこと。おそらく弁護士だからそうしたのだろうと。
Commented by 遂犯無罪 at 2014-09-29 17:07 x
裁判所検察庁の意思一致した事件屋一掃意図が誰の目にも判る、そしてそのサインを高裁は示した

プロバイダ責任制限法に基づく先達した中山判決 巫召鴻訴訟控訴人準備書面3
http://www.suihanmuzai.com/140920.jpg.html
Commented by ruhiginoue at 2014-09-30 14:03
社会性が高い事例とは異なり、個人的な中傷なら賠償金額が少ないけど、被告は賠償金と敗訴部分の訴訟費用の支払いに加えて、自分で書類作成出来ないから弁護士を雇い、かなりの出費を強いられたようです。
前にこのブログにも「塗料係」というハンドルネームで変な事を書いて嫌がらせした人が実は精神障害者で、証人として出てきたものの法廷で奇態をさらし、そんな人の妄想を間に受けた被告の責任を、当然に裁判官も認めたのです。
by ruhiginoue | 2014-09-27 18:26 | 司法 | Comments(3)